保険屋さんのお仕事について。

一概には言えませんが、「お給料が最初からいいから！」ではなく「最初はいいから！」の間違いでは。 もちろん毎月毎月コンスタントに会社が定める一定保険金額以上の契約をとれていれば、最初の給料とは比べ物にならないくらい稼ぐことは出来ますが、それだけの契約をもらうとなると相当な人数に保険の提案をしていかなければなりません。 （死亡保険金額3,000万円の生命保険であれば、平均で20人～30人に提案して1件の契約をとれるという計算らしい） 契約をもらうor断られる→保険の提案が出来る”見込み客”が減る→新しい”見込み客”を探す→保険の提案をする→契約をもらうor断られる→・・・・毎月その繰り返しです。 しかもお客の都合で平日夜間の訪問であったり土・日の訪問もあったり、休み返上なんていくらでも出てきます。 あと「査定」という名のノルマがあります。そのノルマをクリアしないとまず固定給額が減って行き（職階が下がる）、最終的には固定給もない職階になり、「どうする？退職する？」という感じで聞いてきます。（あえてクビにはしない） もう一つ、仕事で使う文房具類、お客に渡す設計書の印刷代・飴やガム・粗品・カレンダー・名刺、保険営業の際の交通費はすべて自腹です。会社からは1円たりとも支給されません。 質問者様に小さいお子様がいらして時間の融通が利く仕事が良い、ということでなければ、あまりお勧めする仕事ではありません。 私自身はもう二度としません。