大手ゼネコンについて

ゼネコンのうち上位５社をスーパーゼネコンと呼びますが、このグループは６位以下と経営規模、年収などあらゆる点で隔絶した差があります。 また、このグループのゼネコンはどれも建築部門が圧倒的に多いという特徴があります。 但し、この５社間について言うと顕著な差がありません。 一時的にどこかが抜け出したり順位が微妙に変動する事はありますが、数十年来の傾向として他のスーパーゼネコンの倍に成長する抜きん出たゼネコンが出てくる事はありませんでした。 従って５社間ではあまり格差も特徴もないし、経営に関しても実態が表に出づらい業界なので評価しづらいです。 強いてあげるなら、一般に大規模工事の方が効率が良いのでどこの業者も大規模な物件を受注したがりますが、そういう物件は逆に言うと準大手や中堅なども無理してでも取りたがるので、赤字になる場合も少なくありません。 その点、清水建設は無理して大きな物件を取りに行こうとせず（スーパーゼネコンとしては）比較的小さな現場でも積極的に手掛けるという手堅い姿勢を私は高く評価しています。 大成建設については海外工事で痛手を受けたので倒産のうわさもありますが、噂の域を出ておらず実態はよく分かりません。 竹中工務店は非上場なので最も実態が分かり難い会社です。 言えるのはこの程度ですが、詳しくは下記のサイトを参考になさってはいかがでしょうか。 スーパーゼネコン（大手ゼネコン５社） http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Jupiter/1750/kensetsu.html