大東建託の営業職がブラックと言われるのはなぜですか？

大東の建築営業の場合は、完全にブラックですよ。 同じ営業でも、入居者を募集する「テナント営業」なら、多少は違ってきます。 建築営業の場合、顧客の「御用聞き」、「何でも屋」にならないと実績が挙げられないんです。 見込み客である地主側は、既に同じような「土地活用」を謳う営業マンが大勢来ていますし、現在のアパート経営の実態も既に相当詳しく知っているものです。 従って、今更「相続税対策で遊休地にアパート建てると有利ですよ」などという正攻法でセールスをかけても、地主側は「そんなことは知ってらぁ」で終わりなんです。 即ち、今の時代に地主にアパートを建ててもらうためには、正攻法でアパート経営のメリットを訴えるのでは全く通用しないんです。 ここで地主から成約してもらうためには営業マン自身が地主に「トコトン気に入られる」ことが求められるんですよ。 だから「御用聞き」、「何でも屋」になることが必須なんです。 仕事と全く関係ない、地主の個人的要件で呼び出されることは日常茶飯事になるでしょう。 極端な例かも知れませんが、たとえば「今度親戚の集まりがあるから手伝って」、「妻の買い物の送り迎えをして」といったような依頼が連続するんですよ。 場合によっては、深夜早朝にいきなり電話で呼び出されることもあるでしょう。 当然ですが「休日」なんてありませんよ。 あなたが休日かどうかなんて、地主側には一切関係ないんです。 あなたが休日であっても、地主から電話で呼び出されれば、何が何でもすぐに駆けつけないといけないんです。 そういうことを徹底的に間断なく続けることで、地主から信頼してもらって初めて契約してもらえるようになるんです。 「ここまでしてくれたんだから、アイツのために契約してやってもいいか」と思わせられなければ契約まで漕ぎつけることはできないんです。 今の大東の建築営業の実態は、程度の差はありますが、大体こんなものです。 これを厭うようでは、営業実績は全く挙げられません。 会社からブラック的な働き方を強要されるというよりも、地主からの理不尽な要求にも応えられなければ契約してもらえないという現実から、「ブラック的な働き方を甘受しないと通用しない」ということです。 365日、24時間、常に地主からの電話連絡に即応できる状態にしておき、地主からの少々強引で理不尽な要求にも厭な顔ひとつせず、徹底的に付き合うくらいの覚悟がなければ、建築営業では成果が挙げられないということです。