旧帝大工学部化学系学科に所属する2020年卒の学生です。 大学院進学をせず、春から就職活動をしようと考えているのですが、迷いが生じております。なお、研究職は目指しておらず、生産技術、プロセスエンジニアのような技術職に就くのを目標としています。 研究職のみならず上記のような技術職に就くのにも修士以上の学位が必要であるという話を耳にします。学部卒では高専卒と同じように現場に回される、という話まで耳にするのですが、 ①実際に学部卒の学生が上記のような技術職に就くことは難しいのでしょうか。 その場合大学院へ進学しようと考えています。 また、制御系の分野が私の興味のある分野であり、「コンピュータシミュレーションなどによりプロセスの解析をして、実際のプラントに応用する」という仕事がしたいと思っています。そこで初歩的な質問ですが、 ②生産技術職やプロセスエンジニアになればこのような仕事ができるという認識でよろしいでしょうか。 企業によって違う、ということは重々承知ですが、大手化学メーカーや大手鉄鋼メーカーを想定し、①と②への回答をお願いします。 特に①については主観的な意見で構いませんので、難しいか難しくないかの2択で答えていただけるとありがたいです。 また、仕事や業界などについて、認識が間違っている点が文中に見られましたらご指摘いただきたいです。
以下は化学系大学教員の老婆心からの本音です。 まず、判断すべきは「大手化学メーカーや大手鉄鋼メーカー」ではなく、海外への長期出向の可能性がある技術者かどうかです。 欧米での長期出向には永住権に準ずる資格が要求されます。アメリカのEB-2にはその基準として「修士以上」が明記されております。 そのため、最近は特に長期間の出向の可能性のある化学技術者は「修士以上」しかとりません。 このような状況はあなたの能力を企業が評価するとかいうはなしではなく、それ以前の法的な規制によります。 あなたが特別優秀で、国内だけで働かせる制限があってもよい、と企業が見極めるのなら、可能性を否定しませんが、よっぽど強力なコネが無ければ、それを見極めてもらうチャンスはありません。 現実を知るためには、日本化学会春季年会の就職ブースに行って見なさい。2020年卒ならジュニアで安く参加できます。 そこで学士就職を希望すると、やんわりと修士への進学を勧められることになります。 あるいは大手化学企業の募集要項を見ると、学士は「若干名」としているばあいもあります。これらの場合、この学士は設備系,電気屋機械屋を想定しています。主力である化学系を想定していません。 「コンピュータシミュレーションなどによりプロセスの解析をして、実際のプラントに応用する」仕事の主力は電気系システム系の卒業生を採用します。非専門の化学系の学生を採用しようとはしないでしょう。(しかし、専門がこの分野の場合、あなたの指導教員のコネがものを言う場合もあります。) 特に旧帝大の化学なら8割9割が進学であり、学士就職者は進学する能力が無かったのかな?と勘ぐられます。 あなたの優先するのが、大企業なら、それなりの覚悟を持って進学し、応分の実力を獲得することを強く勧めます。 以上、個人的な見解でした。
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