銀行と商社に入るには大学で留年したら厳しいですか？ 留年は何回までOK？ 就職に強い一橋大学は 学生の２５％を大量留年させます。 http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130816/dms1308160721001-n1.htm

有名企業４００社就職率ランク 人気の銀行・商社に強い一橋大 2013.08.16 連載：親も知らない今どき入試 夕刊フジ 今週は、有名企業４００社への就職率（４００社就職者数÷＜卒業生数－大学院進学者数＞×１００）を紹介したい。 有名企業４００社は、日経平均株価採用企業２２５社に規模や知名度、大学生の人気を基に大学通信が選んだ企業を加えた。この企業への就職者数を各大学にアンケートし、就職率を算出した。 トップは２年連続で一橋大、２位は東京工業大だった。この２校は、就職者２人に１人が有名企業に就職していることになる。 一橋大の就職者が多い企業のトップは三菱東京ＵＦＪ銀行で３２人、次いでみずほＦＧ、三井住友銀行、三菱商事、三井物産、丸紅各１２人。学生に人気の高い銀行、商社が上位を占めている。就職は抜群といえるが、今年の入試ではセンター試験難化の影響もあって志願者減となった。 進学校の進路指導教諭は「受験生は就職に強い大学、学部を見据えて志望校を選んでいます。一橋大が就職実績が高いことは知られていますが、入試が難しくなり過ぎ、東大がダメなら一橋という選び方をしなくなっています。東大と一緒のレベルと考えているようです」と話す。一橋大は狙い目になっているのか。 ３位の国際教養大は授業がすべて英語、１年間の留学が必修で、近年、人気がアップしてきている新しい大学だ。秋田の公立大で、就職率も高いが、有名企業への就職者も多い。 ４位は私立の豊田工業大。トヨタ自動車が社会貢献活動の一環として１９８１年に創立した。就職先もトヨタ自動車７人、豊田自動織機５人などトヨタ系に強いのは当然か。 地元の予備校講師は「バックがトヨタですから、産学連携に力を入れ、キャンパスも広く、施設設備も整っています。学費も国立大並みに安いのですが、一般入試がセンター試験必須ですから国公立大と同じ。私立大専願者には厳しい面があります」という。 理工系大学が有名企業にも強いなか、私立大の総合大学は、最難関の早稲田、慶應、上智の３校だけがランク入り。やはり有名難関私立大は、有名企業への就職にも強いといえそうだ。 ■安田賢治（やすだ・けんじ） 大学通信の情報調査・編集部ゼネラルマネジャー。 １９５６年兵庫県生まれ。灘中高、早稲田大卒業後、大学通信入社。 中高・大学受験の案内書・情報誌の編集責任者として大学合格や就職情報を発信。