農機に限って言えば、国内では井関農機、ヤンマーでしょう。一方海外に目を移すと、北米ではAGCO、欧州ではニューホランド社とかですかね。日本の農機メーカーは現在アジアで拡販しようと躍起になています。グロバールに見ておいしい市場であるアジアは各メーカーとも狙っていますが、水田用の機械に限って言えば日本メーカーの独壇場でしょう。海外メーカーが得意とするのは、大型の機械でかつ麦を中心とした作物用のものです。日本メーカーは米作における水田方式のノウハウとともに現地で機械を売ろうとしているようです。欧米の大型の機械は水田では沈んでしまうため、なかなか参入できないのではないでしょうか。 クボタか井関農機かでいえば、海外進出に積極的なのはクボタでしょう。井関は口では積極的に中国等のアジア市場を狙うと言っていますが、現実にはまだ数字がついてきていないように思います。
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