貨物船に新車の積み込みの移動の仕事ってどんな感じですか？？

貨物船はよほどのローカルな海外の港へ輸出する時以外には利用しません。 写真の自動車専用船《pure car carrier》PCCと呼びます。 写真は大黒埠頭でのいすゞジェミニの船積み前の岸壁です。 車を一台一台運転して、本線の写真で見える後のスターン(歩み板)から入れて行きます。 船内には車をrushing(床に固縛)するスタッフが待ち受けています。 運転して行ったドライバーさん達は、迎えのマイクロバスが来るのを待って、それに乗って岸壁へ戻ります。15人くらいをワン・ギャングと言って、チームで作業をしますが、船積み台数が500台を超える様な数になると2ギャング、3ギャングの人数を使います。 横浜港や横須賀港では、内陸の相模原や藤沢などの新興住宅地の奥様達を集めてアルバイトで雇っています。女性ドライバーは新車で運転するだけの仕事で、普通の時給よりずっと高い収入があります。 小生、写真の船の予約とか、車を輸出するいすゞ自動車の社員でした。 尚、いすゞ自動車のモータープールから岸壁に並べる仕事、岸壁から船に乗せる仕事、船の中で固縛する仕事は、港湾免許を持った企業しか出来ません。アルバイトの奥様方も港湾免許を持ったステべ業の方に雇われています。