かっぱ寿司の給料明細の事です。

通常、給与の支払いは、締め日から約２週間以内が慣わしです。それより短いところは余裕のある会社ですし、それよりも遅いところは余裕のない会社と考えていいと思います。中には、１ヶ月、なんて言う会社もありますが、そんなところとは私は関わりません。１ヶ月の間に潰れてしまっては、給与もどれだけ取り返せるか。その点、かっぱ寿司は支払日を延ばしても常識の範囲内です。 月末締めの、翌月１０日払いだったんですね。それを５日延ばしたと。つまり、銀行に持ってこさせる（あるいは取りに行く）日が５日延びたと言うことで、銀行にお金を預けておく日数が月５日増えたと言うことになります。 ５日延びれば、それだけ金利が付くと言うこと。微々たる金利も無駄にできないほど、経営が厳しいんですね、たぶん。そもそも、振込ではなく、現金支給だったということからも、それは明らかのような気がします。銀行に現金を入れて仕分けてもらうこともできますが、それでは費用がかさみます。一括でお金を持ってきてもらって（あるいは、銀行から降ろしてきて）、店員が封筒に仕分ける作業をすれば、銀行に支払う費用は発生しません。しかも、封筒に仕分ける作業を店長などの管理職がやれば、人件費も発生しません。封筒と明細票の「紙代」と「インク代」だけです。 締め日から支払日までの期間を延ばす企業は、経営の問題があるところが多いです。ですので、１５日に取りに行ってはいかがでしょうか。 あなたが勤務していた頃のルールでは１０日で、退職したあなたに何の連絡もなかった分けですから、当然、１０日に支払われて当然かと思いますが、そこは武士の情け。あなたは事情を知ったわけですから、ちょっと配慮して「やって」もいいのではないかと思います。 １０日に行って、「１５日です」と言われて二度手間、よりはマシかと思いますので。 そう言えば、カッパ寿司、あまり行かなくなったなぁ。。。