キヤノンやソニーなどの大手メーカーの本社開発部の技術職の人と、それらグループ会社の営業職では平均して年収はどっちが高いですか？

結論から言うと、平均して本体の方が上ですが、他にも様々な仕組みがあります。 まず、社員の質ですが、本体の開発の人間は、東大、東工大、慶応、早稲田の理工系大学院卒を中心とする国内有数の陣容です。彼らを囲い込むために、それなりに高い賃金を支払っていますし、それに見合う専門性を発揮しているという判断があるでしょう。 一方で、グループ会社の営業職は、中堅地方国立大学、私立大学を中心とする陣容となっています。彼らは本体エリート層と比べて、圧倒的に人が多いです。それほど高い賃金を支払わなくとも採用することが可能ですので、本体より報酬水準が低く設定されるのは当然です。 また、グループ会社の役職には、本体から出向してきた人が就くのが慣例的です。ということは、それだけ昇進機会にも恵まれないということになります。 以上はあくまで平均的に考えた場合ですので、個別ケースでは当然に逆転もあります。 いかがでしょうか？