GMOの従業員の大部分は「裁量労働制」が適用されている労働者というなのでしょうか？

GMOの内情は解りませんが、大部分ということはないと思います。 現在、裁量労働制は、専門業務型と企画業務型があります。 専門業務型は研究・開発業務やIT系の設計・分析業務、記者やデザイナー、士業等の専門性の高い業務に適用されます。 多分GMOは多数のシステムエンジニアを抱えているので、そういった人達は裁量労働制が適用されているかもしれません。 企画業務型とは、経営企画とかの中枢を担う業種で、ここに裁量労働制を適用するには、労使委員会を設置し5分の4以上の多数決を決議するなど、結構面倒な手続きが必要です。 経営の中枢を担う人は、それなりのポジションで、執行役員とか管理職にするので、あまり裁量労働制をしくメリットはないと思います。 そもそも責任感の薄い末端社員に裁量労働制を適用して、労働時間の裁量を与えてしまうと、業務のマネージが出来ていないのに早く帰られてしまうとか、そういう問題も発生するので、ある程度上位のマネージャークラスでないと適用できないでしょう。 恐らくは、裁量労働制の適用は限られていると思いますが、みなし残業制は殆どの社員が適用されていると思います。