関西電力 リクルーター面接

面接官研修を受けた面接官です。 私たちプロの面接官は、皆さんの化けの皮を剥がすため 日夜修行をしています。 （笑） 貴方が思いつくような質問事項は、形式的に聞くか、 関電ほどの企業であれば、面接官のレベルも高く、予想 だにしない質問（＝事前に答を用意していないだろう質問） を用意していると思います。 ちなみに、応募者が１００人以上であれば、皆さんが回答 した答をいちいち事後チェックするなどは不可能です。 言い換えれば、回答内容に気を使う必要はありません。 別の方の質問に面接の受け方を答えていますので、私の 一覧表から探してもらってもいいですが、いくつか抜粋します。 （１次面接をパスした猛者という前提で） ・アイコンタクトやボディランゲージが、どの程度使えるか？ ・１次面接での質問と同様のことを、違う角度で聞いた場合、 整合性が取れているかどうか。 ・唸ってみたり、顔をしかめたりした時に、応募者がしどろもどろに なるかどうかで線の太さをチェック。 ・簡潔かつ論理的に説明ができるかどうか。 制限時間のないことが不安になって、一つの質問に対して、欲張り 過ぎた結果、主題と違うところに脱線！ がよくあるパターンです。 「～について３分間でどうぞ！」なんて親切な面接官がいたとしたら、 それは時間配分ができるかどうかをチェックしているのであって、 普通は自分で「以上です」と切り上げなくてはいけません。 ・一つの質問に対して、とことん掘り下げ質問をして、答が詰まった 時にどう対応するかチェックします。 例えば、 応募者「貴社のお役に立てるように頑張ります！」 面接官「具体的にどう頑張ろうと思いますか？」 応募者「先輩の皆様の言うことをよく聞いたりしてです」 面接官「自分から何かを身に付けようとは思いませんか？」 応募者「（汗）いえ・・・、自分でも頑張ります・・・」 面接官「ですから、それは具体的にはどうするのですか？」 応募者「本を読んだり・・・して・・です・・・。」 面接官「私たちの職種は、なかなか本では解説してませんよ」 応募者「・・・あ・・・あの・・・それは・・・」 これは極端な例ですが、これに近いことをすると、その人の 線の太さ、思考速度、度胸等々、色々と分かります。 よく面接で苛められたと愚痴をこぼす方がいますが、多くは しかめっ面や掘り下げ質問のように、線の太さを見るために 追い込まれたことを誤解されています。 兎にも角にも、この世界大不況の中で、私たちも優秀な人材を 見極めることに必死です。 皆さんの面接研修にスパイを潜り込ませたり、皆さん以上に 面接対策本を熟読して、それらの上を行く戦術を立てています。 一つだけ言えるのは「声の大きさ＝自信の表れ＆明るい性格」 であることです。 掘り下げ質問で答に窮したら、元気良く「失礼しました！とにかく 常に前向きかつ全力でアタックします！」とかでクローズしてください。