公共図書館勤務されている方で、こんな方法で勉強したらいいよ!とか、こんな本・雑誌おススメしますっていうのがあればぜひ教えてもらいたいです。 私の苦手分野。 ・法律関係 ・全集、現代古文? ・郷土関連です。 よろしくお願いします。
調べものの基本は、各分野の基礎的な知識と基本書を知る事です。後は、レファレンスインタビューで情報を得ます。全分野の専門的な内容を公共図書館の職員が全て記憶することは不可能です。インタビューは非常に重要です。 各分野を調査する上での基本書や基本的な調べ方を紹介した本は結構な数が出版されています。『チャート式情報アクセスガイド』や『情報源としてのレファレンスブックス』など簡単に引けるものから、『日本の参考図書』のような本まで色々です。国会図書館の「リサーチ・ナビ」も様々な分野の調べ方を提供しています。各図書館のパスファインダーでも「法律」や「医療」などは取り上げられることの多いテーマです。ひとまず、そういったものを御覧になって、実際に紹介されている本を開いてみてはいかがでしょう? 「法律関係」の調べ方の本だと、定番は『リーガル・リサーチ』ですね。今は3版まで刊行されています。 図書館員は、法律の専門家ではありません。その為、どんな法律があるかと言った知識や判例の調べ方は知っている事が求められますが、具体的な解釈までは無理して覚えることは無いと思いますよ。特に公共図書館なら。もし、どうしてもこの分野を強化したいのであれば、法学は入門書もたくさん出ています。大学生向けのもので法体系や歴史が載っているものを読むと基本が分かります。手っ取り早く質問者さんが良く聞かれる法律の解説書でも構いません。他にも、ローライブラリアン研究会の「法情報コンシェルジュ養成講座」などの講座を受講する方法もあります。 なお、『リーガル・リサーチ』の著者で研究会メンバーのいしかわまりこ氏のHPも参考になると思います。 法情報 資料室 ☆やさしい法律の調べ方☆(http://www007.upp.so-net.ne.jp/shirabekata/) 「全集、現代古文?」というのが何を想定されていらっしゃるのか計りかねます。現代の作品なのに古文、謎かけのようです。 個人全集については、タイトルとその内容を全て覚える事は非現実的です。タイトルはOPACで検索できますし、内容は日外アソシエーツが大量に出版している一群のレファレンスブックを見る方が効果的です。ただ、小学館の『日本古典文学全集』、岩波書店の『日本古典文学大系』『新日本古典文学大系』のような開架に出ている定番ものは、どんな全集があって特徴はどういったものかを頭に入れておいた方がよいかと。 「郷土関連」は、その土地によって「郷土」が違いますし、その範囲も町村立と都道府県立では全く違います。一概にお勧めできる方法はありません。 ただ、小さな自治体なら町村史や郷土史家の著書が参考になるでしょう。遠隔地で就職した土地勘のない司書1年生なら、児童書から読み始めると楽です。 都道府県クラスだと、経験がものを言います。つまり、基本的には数をこなして体で覚えることです。諸先輩方のレファレンス記録を読んで、自分でやってみるとか、できるだけ郷土資料コーナーの本を読むとか。とは言え、何十冊もある都道府県史に市町村史まで全て読んで知識とするのは難しいです。後は、郷土資料館などがあるなら、休みの日に行って目で見て耳で聞いてくるとか。よく聞かれる場所は、実際に行ってみるのと意外と覚えます。 以上、参考までに。
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