ヤマト運輸労働組合は、単なる御用組合なのでしょうか？

運送会社としては立派な組合があり、連合傘下の全日本運輸産業労働組合連合会に所属となっています。 ですが、残業代の未払いの問題や交通事故（業務上過失致死）の問題など「ヤマト運輸という会社はいったいどうなっているの？」そして「労働組合は何しているの？」 と思う新聞記事を目にします。 「ヤマト、未払い残業代を支給へ＝7万人対象、実態調査」 時事通信 3/4(土) 「宅配便最大手ヤマトホールディングス（HD）は4日、傘下のヤマト運輸で宅配業務を行っているドライバーらへの未払いの残業代について調査を始めたことを明らかにした。対象は他のグループ会社も含め7万人規模となる見通し。残業代の未払いが確認されれば、過去にさかのぼって支給する方針だ。 ヤマトの宅配ドライバーは通常、専用の携帯端末を使い、勤務時間を管理している。しかし、端末の電源を入れる前や端末返却後にも仕事を行うことがあり、サービス残業が常態化していた」 と報道されています。 また、昨年12月2日に、大阪市西淀川区花川の交差点で小学1年生の男の子がヤマト運輸の宅配トラックにはねられて死亡しています。確かに配送員が起こした死亡事故ですが、人災ではなく、これは社災だと感じています。 ・・・ クローズアップ現代で、ヤマト運輸の配送員の方の過酷な実情を見ました。 また、私の自宅近くで、実際に見たことですが、ヤマトの配送員の方が、砂利に足をとられて転がった際に、しっかりと荷物を胸に抱えて、自分自身は、手を地面に伸ばすこともせずに、ゴロンと転がっていました。 「イテテ・・・」と言いながら起き上がろうとしていたので、「大丈夫ですか？」と声を掛けましたら、「大丈夫です！ありがとうございます」と笑顔で応えてくれました。 事故を起こすくらい「急がせる」そういう雰囲気や社風を作っている会社自体が大問題だと、私は感じました。 とても素晴らしいドライバーの方も多くいらっしゃいます。 業務を行う上で事故を起こしたい人なんて誰もいません。 そして、会社側は、サービス残業までさせているという疑惑が出てきている。 そこで、 ①ヤマト運輸の労働組合って、実態はどうなの？労働者のための組合なの？ ②サービス残業は誰がさせるのか？どういう見えない圧力（サービス残業としなければならない雰囲気）があるのか？ ③誰が（会社、どの階層の経営職など）、何が（社風や職場の雰囲気、暗黙のルールなど）、この悪（悪循環）の根源だと思いますか？ 社員を人財と見ていないような扱いのヤマト運輸。 また、労働組合がある会社は、労働者のことを理解しようとしている会社だと思っていましたが、そうではなさそうなので、①②③の実態を知りたいです。 よろしくお願いいたします。