Fラン大学でも今は就職は他の有名大学とほとんど変わらず、多くの人が大企業に就職できる聞きましたが本当ですか？ 確かにホームページを見ると、みずほ銀行だったり、アイリスオーヤマ等に就職できてました

日本の社会は基本的に能力主義社会ですので、大体「優秀な人」（その企業が求める能力を高いレベルで持つ人／期待値を含む）順に良い職に就けます。 それゆえ、Ｆラン大卒でも「優秀な人」になれれば、一流大企業にも就職は可能でしょう。 ですから、大学のＨＰの「主な就職先」に一流大企業の名前がある場合があるのですよ。 ただ問題は、卒業生の内のどれくらいが一流大企業に就職出来るかでしょう。 一般的には、一流大学の学生に「優秀な人」が多くいるので、一流大企業に就職出来る人が多くなります。 逆に、Ｆラン大学の学生には「優秀な人」が少ないので、一流大企業に就職出来る人が少なくなります。 それゆえ、Ｆラン大学のＨＰの「主な就職先」に一流大企業の名前があったとしても一流大学とＦラン大学が同じなどという事はあり得ません。 「主な就職先」は「最高の就職先」と読み換えるべきでしょうね。 １年間に卒業生が１０００人いて、その内の数名が一流大企業に就職できる大学（残りは低待遇な中小零細企業や非正規社員がほとんど）と１年間に卒業生が１０００人いて、その内の数百名が一流大企業に就職出来る大学（残りも中堅企業が多い）があればその差は歴然としているでしょう。 就職レースは貴方が小学生ぐらいの時から始まっているのですから、甘い事は考えない方が良いと思います。