23卒です。金融機関(メガバンク、政府系)も見ていました。(内定も含めて。) 結論から言えば、母数と職種の問題ではないかと思います。 メガバンクの職種は大きく分けて、総合職、一般職に分けられます。 ここで各大学の採用数は (採用数)=(総合職の採用数)+(一般職の採用数) としましょう。 さらに各職種の採用数は (各職種の採用数)=(大学の就職人数、特に文系)×(メガバンク希望率)×(採用率(内定承諾率なども含む)) となります。 〈各変数の検討〉 ①(大学の就職人数、特に文系) 法政大学は全学部生が3万人程度、その中で文系は半分の1万5千人としましょう。1学年は4000人程度ですね。(大所帯なので、文系は全体の1/2としました。文系の一部は専門職っぽい学部もあるので。) https://www.hosei.ac.jp/hosei/disclosure/acquire/gakubu/?auth=9abbb458a78210eb174f4bdd385bcf54 成蹊大学は8000人程度、その中で理工学部(理系)が2000人程度らしいので、文系は6000人程度、1学年は1500人程度ですね。 https://www.seikei.ac.jp/university/aboutus/edu_info/data/number_of_students_faculty.html ということは、 (大学の就職人数、特に文系)は法政大学が2~3倍程度います。 そのため、他の変数が全て同一であれば、法政大学が2倍程度いてもおかしくはないですね。 ②(メガバンク希望率) 経済学部、経営学部だけで見れば、法政大は6000人程度、成蹊大1500人程度で4倍程度いますね。ですから、メガバンク希望率は4倍としましょう。 ③(採用率) これは職種ごとに違うでしょうね。総合職では両大学とも早慶と戦うことになるから、採用率は低いでしょう。しかし一般職では高いと思います。 ④結論 仮に、成蹊大学が一般職希望者が多く、法政大学が総合職希望者が多い場合には、①と②を覆して、法政大学の方が少なくなる可能性が十分にあると考えられます。しかしながら、両大学とも総合職希望者数が多い場合には理由は微妙です。 ここまで述べてきて逃げ口めいたことを申し上げるんですが、そもそもメガバンクは、各行毎年300人~500人程度を取っていると考えられます。鑑みれば、2人と4人というのは%表記すれば1%未満ですから、気にするほどの差ではないかとも考察できますね。 さらに言えば、単年(2022年)の、且つ、単行(みずほのみ)で比べることはふさわしくありません。 早慶も見ていただくとわかると思いますが、例年、どこの銀行が強いかというのはおおよそ固定化しています。 正しい見方は、近年、トレンドとしてご自身の大学の採用数が減っているのか、増えているのかだと思います。 元も子もないことですが、採用されるか否かの問題は、質問者様によると言っても過言ではないかもしれません。 頑張ってください!!
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