外資コンサルのアクセンチュア、マッキンゼー、ボストンコンサルティング、ＡＴカーニーなどが有名ですが、それぞれどんな会社ですか？コンサルといっても、具体的に何をしているかいまいちイメ

元コンサルティングファーム社員です。アクセンチュア、マッキンゼー、BCG、ATKの人も知っています（私がどこにいたかは内緒です）。 コンサルティング会社それぞれ特色はありますが、まずコンサルのイメージをお伝えするならば、企業のお手伝い、だと思ってもらえたらと思います。 コンサルティングにもテーマがいろいろあり、例えば、新しいITを導入したいんだけどうちの社員はそういうのに詳しくない、っていうときにコンサルティング会社にお願いするというITコンサルティングだったり（どういう業務をやっているかを調査・分析して「御社にはこういうシステムが適していると思いますよ」という報告をしたり、場合によっては、どの後のITの導入までやることもあります）、経営戦略、事業戦略をどういう風に立てたらいいかわからないという時に調査・企画を行って戦略立案をする戦略コンサルティングだったりがあります。 イメージとしては、アクセンチュアは上記の両方（ITも戦略も）やっていますし、マッキンゼー、BCG、ATKは戦略に特化していますね。コンサルティング会社の社員数（日本オフィス）を見て、数百人であれば戦略のみで、2000人とかいるようであればITもやっている、と思って頂いてほとんど問題無いです。 激務度についてはどこか一番ということは一概には言えませんが、基本的にコンサルティング会社はどこも忙しいです。労基法に則って、1ヶ月普通に働くと、 1日8時間✕平日20日間＝160時間 が標準の労働時間になると思うのですが、この2倍、3倍（月400時間とか）になることも普通にあります。これはどのコンサルティングファームでもそうです。アクセンチュア、マッキンゼー、BCG、ATカーニーのどこであってもそういう働き方になる可能性は十分ありえます。 また、これは入る企業によりますが、地方出張、海外出張もあります。地方出張の場合は、月曜朝、飛行機で飛んでいって、金曜まではホテルに泊まって、金曜夜に帰ってくる、とかも普通にあります（マイルがものすごく貯まりますし、そうなると担当のキャビンアテンダントがついたり、なんていうちょっとしたおまけもついてきます。笑）。 そういう働き方がイヤであれば、コンサル会社はおすすめしません。クライアント（顧客）企業のために、時間を惜しまず、そこがどうするのが一番よいのか、思考し続けられる人材が求められていますので、仮に入社できたとしても長続きしないでしょう。