時計関係の仕事について。250枚。 中三女子です。

・専門の学校に通わなくても時計の仕事をする方法はありますか？ 機械式時計の製作だと、残念ながらどうしても専門学校に行かなくてはいけませんね。 それかスイスの時計学校に留学か･･･ クオーツの組み立てとかなら、もしかしたら短期の研修を受けるだけで大丈夫かも知れませんが、それは慶応を目指す人には勿体ないですよ。 時計をデザインするのならデザイナーの専門学校に行く事になるでしょうね。 ・大学の学部はどこがいいのでしょうか？（慶応に進学する予定です） 慶応と言えど、時計の世界とは別物ですので、どの学部でも厳しいでしょう。 時計会社の企画部とかならまだしも･･･ ・どんな就職先があるのでしょうか？（具体的におすすめなどもお願いします） 国内での製作となると、やはりSEIKO,Citizen,ORIENT等でしょうね。 具体的にはSEIKOの雫石高級時計工房、諏訪工房等々、Citizenならミヨタ、ORIENTなら時計工房OTC。 海外であればスイスのラショードフォンと言う地に数々の有名メーカーが立ち並んでいます。 または、独立時計師に弟子入りするか。 ・今のうちからやっておいた方がいいことはありますか？ 時計が好きなのは分かりますが、慶応への進路じゃ時計作製は出来ないのが現実です。 クオーツの組み立てなら話は別ですが、もし機械式時計の製作をしたいと言うなら、実際に機械式時計を購入し（最初は３針の安いので構いませんし、オークション等で数千円で購入する事も出来ます。但し、ヤフオク等は年齢制限がある為、親に取引を頼みましょう。）、オープナーやオーバーホール（以下、OH）用の油等の工具・道具を揃え、時計を分解しては組み立てる作業を何回か行ってみて下さい。 それと、超音波洗浄機。 なるべくなら、機械式時計の仕組みについて解説している専門書も必要ですね。 分解・組み立てを数回行うと、どの様にして動いているかが分かると思います。 あとはタイムグラファーと言う、時計の精度を計る機械が必要ですね。 こちらは結構高い（5万円～20万円程度）ので、中３にはかなり厳しいかも･･･ ちなみに、機械式時計の世界には先にも書いたOHと言うものが存在します。 OHとは、機械式時計のパーツに塗られている油の塗り替えで、どの機械式時計にも4～5年に１度必要な作業です。 時計を分解し、パーツについた古い油を洗浄、洗浄後に新しい油を塗り、組み立てて精度を調整します。 世の中には仕事とは別に趣味の範囲でやっている人もいます。 例えば、この人の様に･･･http://blog.goo.ne.jp/nariaki_shimizu どの様な作業か、ちょっと覗いてみて下さい。