再投稿。 不動産の会社員がA社、B社の火災保険等の契約業務を行う場合、会社、担当者がそれぞれA.B社に登録しないと扱えないんでしょうか？？ それを扱うには損害保険募集人の資格があれば良いですか？

不動産会社がA保険会社、B保険会社とそれぞれ代理店委託契約を結び、乗合型代理店となっているのであれば、不動産会社に勤める従業員は損害保険募集人試験に合格後、金融庁への登録届出をまとめておこなってくれる保険会社（代申社）に申請すれば、A社、B社ともに同時に手続きがなされ、取り扱いが可能になります。 これは生命保険会社でも同じことです。 なお少額短期保険は損害保険と分野が異なるため、取り扱うには少額短期保険募集人試験に合格しなければなりません。（もちろん代理店としての委託契約も必要です。） 補足の代理店のノルマですが、１社しか取り扱わず、保険営業だけやっている専属専業代理店ですと年間の収入保険料３０００万円未満になると保険会社から契約解除や他代理店との合併を促されたりしますが、本業が別にある、いわゆる兼業代理店の場合、専属専業代理店よりも手数料率は高めに設定されていたり、委託契約が解除となる基準もかなり低く設定されていたりします。 保険会社の研修制度を経て、専属専業代理店になった場合、収入保険料が１億円を超えても保険会社による締め付けが相当厳しいです。 （それが嫌で、多くの研修生出身の代理店主は兼業や乗合を目指しますが、たいてい保険会社に妨害されます・・・。）