商社と金融って、どちらの方が優秀な人材が集まってるイメージがありますか？

財閥系総合商社に勤務しています。 現時点では、おそらく総合商社のほうが優秀な人材が集まっていると思います。以下サイトを参考にしてください。 ■リーディングマーク 2019年卒・超上位校大学生就職企業人気ランキング https://resemom.jp/article/2018/06/05/44916.html こちらの調査によると、上位5社はいずれも総合商社でした。（総合商社の純利益・時価総額の順番通りとなっています） 1位 三菱商事 2位 三井物産 3位 伊藤忠商事 4位 住友商事 5位 丸紅 金融代表であるメガバンクでは、9位に三菱UFJ銀行が入りました。金融業は、マイナス金利による業績悪化の長期化とフィンテックの影響もあって、メガバンク各社とも1万人以上のリストラを予定しています。みずほも全従業員の4分の1程度を削減する方針とのこと。また、三菱UFJ銀行も支店の数を半減する計画です。そういった背景もあって、金融業界は非常に強い逆風が吹いており、しかも今後の見通しもかなり厳しい状況となっています。 一方の商社業界は、総合商社5社の純利益の合計が過去最高を更新しており、まさに我が世の春を謳歌している最中です。また、今後も小さくなっていく日本経済の中においても、成長が見込まれている珍しい業種です。そういう事情もあって優秀な学生を採用しやすくなっています。 もちろんメガバンクの採用者数は1000名を超えていますので、この中には超のつく優秀な人間も沢山いることは否定しません。あくまで平均的社員像を見た場合の話となりますが、現代においては日本のトップエリートは外資系金融、戦略系コンサル、総合商社のいずれかに就職する時代となっています。メガバンクにいくのは、それらの会社から内定をもらえなかった場合となるのが現実でしょう。