Ｆラン大学と 専門学校で資格をたくさんとって 通信制の大学を卒業するのでは どっちが就職に有利ですか？

ケースバイケースです。 なんとも言えないでしょう。企業は学歴の高い者を採用するのではなく能力の高い者を採用するのです。学歴は能力の高い者を採用するために用いる能力を測る一つの目安に過ぎません。ですから、なんと私立最上位レベルの大学でさえかなりの新卒者がプーですよ。（注１） ただ、専門学校で一つ大きな国家資格を取れば通信制大学に行かなくても資格を持たないＦラン大学卒を圧倒します。 実際に専門学校で医療系の国家資格を取った人は、病院で国立大学医学部看護科の看護実習生から『先生』と呼ばれていますよ。小さな資格を沢山取るより、難関国家資格を一つ取った方が有利です。 ただ、この事はＦラン大学生にも言える事で、Ｆラン大学生も大きな医療系国家資格を取れば就職は非常に有利になります。地元の病院での待遇は【大卒＋医療系国家資格】＝【高度専門士＋医療系国家資格】です。 要するに、企業に『こいつを採ると稼いでくれる』と思わせる事ができれば良いのですよ。どっちを選択したらその人の能力を伸ばせるかが問題。本人次第ですね。 優秀なＦラン卒と優秀な専門卒が〇で、残念なＦラン卒と残念な専門卒が×というだけの事ですよ。 注１） Ｗ大学新卒者進路（平成２０１１年度卒/資料：日経進学ナビ） 卒業：９５３４人 就職：５９６２人 進学：１９１６人 留学：７４人