大学卒の就職の現実を教えてください。

☆就職状況 ＊２０１２年大卒の文部科学省の公式発表「学校基本調査」速報値は８月になると思われますので、２０１１年大卒の文部科学省「学校基本調査」速報値から大卒者の就職状況（Ｈ２３・８・４発表） 卒業：５５万２７９４人 就職：３４万０５４６人（６１．８％） 進学：７万０８４２人（１２．８％） 専修学校等進学：１万２２００人（２．２％） 研修医：８８３４人（１．６％） フリーター等：１万９１４６人（３．５％） 進路未定：８万７９８８人（１５．９％） 不詳・死亡：１万３６０６人（２．５％） ＊学科別就職状況 人文科学系 進学：５．９％ 就職：６２．０％ フリーター：２５．６％ その他：６．５％ 社会科学系 進学：３．８％ 就職：６８．５％ フリーター：２１．９％ その他：５．９％ 工学系 進学：３８．３％ 就職：４８．１％ フリーター：１１．１％ その他：２．６％ 教育系 進学：７．４％ 就職：７２．６％ フリーター：１６．９％ その他：３．０％ 【注意】 上記はあくまで平均の数字です。就職は大学間で二極化が起きていて一流大学理系学部は非常に就職が良い反面、私立三流大学文系学部は就職がとても悪いです。要するに企業は優秀な学生を厳選して採用しているわけです。 例：大東亜帝国レベルの某大学の就職状況（日経進学ナビより引用）２０１１・３卒 卒業：２８６２人 就職：１５７６人 就職希望：１９１３人 【就職率】：８２．４％ 進学：１２５人 留学：２２人 某２大学２０１１・３卒 卒業：１３８３人 就職：８４０人 就職希望：９６４人 【就職率】：８７．１％ 進学５１人 ＊同レベル程度の大学経済学部の就職先の職種 営業：６４％ 販売：１４％ 接客：６％ 事務：５％ 警備：５％ ＳＥ：３％ 介護：２％ 〉専門が得か？ 知人が専門学校に行ってリハビリの国家資格を取って病院に勤務しています。５年前なら勧めましたが、今から５年後の状況が不透明なので専門が良いかどうかはなんとも言えません。どんなに良い話も皆に知れ渡ってしまえば手遅れです。人に知られていない有利な進路をいかに見つけるかがポイントでしょう。 〉中小企業への就職 例え中小企業といえども無能な人間を採用する余裕はありません。大学に行くにしても専門に行くにしても優秀な人間になるという心構えが必要でしょう。 ☆失業率／総務省統計局労働力調査Ｈ２４．４ １５～２４歳：９．９％ 男１０．６％／女９．７％