離職率が高い会社について 今、勤めている会社の離職率が高く、毎月退職者がでます。

離職率が高い会社にもいろいろあり、高いのが当たり前の職種の場合は企業ランクには全く影響しないケースが多いです。 １）会社の仕事がハードなので才能がない人は長続きしないが、それを乗り越えて成長した人が、自分でどんどん独立していく土壌がある会社の場合は、離職率が高くても人気企業である場合が多いです。 ２）人海戦術な会社。保険の外交員のように２年間以上働く人がが2割ぐらいしかないような仕事は、知り合いに商品（たとえば保険）を売ったら後は辞めてもらって結構というスタイル。これも日本では普通なので離職率が高くても誰も非難しません。 ３）とにかく誰でも出来る仕事だが、ひたすら忙しい、あるいはつまらない仕事。テレフォンアポインターなんかがこれで、同じ話をして、毎日断られて、モチベーションが低下するということの繰り返しの毎日に耐えられない人が多く、毎日募集し続けるビジネスモデルになっていますから、これも離職率が高いのが普通の仕事ですね。 ４）人からいやがられる仕事。たとえば先物商品の売り込みなどは、お客様に損を出すのが当たり前の仕事なので、優しい性格の人には絶対向かない仕事ですので、やはり離職率は非常に高い。しかし、その仕事に耐えられる人を会社は探し続けますので、ひたすら採用し続けます。この仕事も離職率が高いのが当たり前なので、評価は下がりません。 などなど、離職率が高いか低いかだけでは良い会社か悪い会社か判断しにくいところです。従業員の立場と取引先として企業を見る目は必ずしも一致しないものです。