明後日、朝日新聞社の職業体験があります。

新聞記者の日々の取材活動とは、 ＊前もっての予備知識や先入観が要らない、持ち合わせようがない中でのぶっつけ本番 ＊周到に予備知識を仕入れてからの効率よい取材 この両方で成り立っているわけですよね。 今回、「予定」に立って取材に行くうえでは、記者の態勢は明らかに後者でなければならなく、しかし普通は予備取材的に現地を訪ね見学しておく時間がないために、机上で取れる情報をどんどん取り込んでおこう、ということになるわけです。 質問者さんも記者になったつもりで、何か思いついたらと人に聞くのではなく、実際にＨＰに接してみたうえ、博物館が立ちあがるに際しての日本郵船社の社歴そのものを追っていかれることではないでしょうか。 http://www.nyk.com/rekishi/ その際、何か関心が浮かんで分からないことができたとき、それを質問事項に直結させようとはせず、いったん知恵袋に質問で投稿してみて、その回答からさらに関心が湧いた部分を採りあげてこその「記者」だと思います。 ※新聞記者に限らず、ジャーナリストは取材した情報のすべてを伝えきるのが役割でなく、不必要な部分を削り落としていく作業こそが大事だと聞いたことがあります。多くの無駄部分で成り立つ仕事だとも言えますが、効率の追求でなく無駄を無駄でなくする態勢が記者生活を支えるのだとも…