建築設備の就職先で悩んでいます。

前の回答者さんと同じです。まったく同意しますが、さらに補足します。 1.戸田建設 このクラスのゼネコンの中では建築がとても強い会社です。売上4000憶くらいのうちの75％が建築なので、3000憶くらいが建築。 2.フジタ ここも建築の強い会社ですが、売り上げ3000憶のうち、70％が建築なので、2100憶くらいが建築です。 設備の技術者は会社の建築系の組織が大きくないときちんとした仕事ができません。その意味では、建築の事業量というのは大きな尺度といえます。事業量が大きければ、対象とする建物の種別も増え、技術者としてのやりがいも増大します。 また、この2社の比較では、戸田建設が同族経営で安定的な経営を続けてきたのとは対照的に、フジタは経営危機を経験し、今は大和ハウスの100％子会社になっています。以前は外資系の傘下にあったりもして、設計施工を主力にせよとかプロファイ（プロジェクト企画以前）から取り組めとか、経営方針がたびたび変わり、組織陣容には不安定な要素があります。 3.大和ハウス 上に述べたように、住宅産業での収益をもとに各種事業に事業展開しているので、建築設備という枠を離れて企画グループで仕事をするなら面白いでしょうが、住宅メーカーとしての設備技術者という観点ではまったく面白味はありません。