トーハンと日本出版販売というところが大手だそうですが、出版業界でどのような役割を果たしているのでしょうか? たとえばネットでアマゾンから購入しても、店舗で紀伊国屋などから購入しても、流通経路のどこかで商社が噛んでいるのですか?
トーハンhttp://www.tohan.jp/と 日本出版販売(日販)http://www.nippan.co.jp/は、 取次とよばれる書籍の流通等を行っている企業です。 各社サイト内を参照すれば、 仕事内容について理解できるでしょう。 出版物の流れについては(日販の場合) http://www.nippan.co.jp/shuppan/flow.html なお、取次大手の日販は、 amazon.co.jp や楽天BOOKSにも本を卸しています。 http://www.shinbunka.co.jp/kakonews/2008/kako08-04.htm ただし、ネット通販、書店店舗とも、 取り次ぎを介さず、出版社から直接仕入れることもあります。 -+*+- 再販契約と仕入れ掛け率の実態等については http://www.jftc.go.jp/pressrelease/08.july/080724tenpu01.pdf を参照するとよいでしょう。 通常、書籍販売店の取分は二割程度です。 (買切(返本不可)の場合ことなります。) -+*+- amazonの注文方法、配送料などについて詳しくは http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1242757607 http://chie.mobile.yahoo.co.jp/p/chie/qa/view?qid=1242757607 amazonの支払い方法について詳しくは http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1437668954 http://chie.mobile.yahoo.co.jp/p/chie/qa/view?qid=1443438779 amazonマーケットプレイスでの購入などについて詳しくは http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1129590541 http://chie.mobile.yahoo.co.jp/p/chie/qa/view?qid=1129590541 アマゾン検定として Amazon.jp販売商品購入時に必要な知識を 本体から購入編http://minna.cert.yahoo.co.jp/yqxk/268555で Amazon.jpマケプレ商品購入時に必要な知識を、 マケプレ購入編http://minna.cert.yahoo.co.jp/yqxk/26242で Amazon.jpマケプレ出品時に必要な知識を、 マケプレ出品編http://minna.cert.yahoo.co.jp/yqxk/20829で 検定形式で確認できます。 アマゾンマーケットプレイスウィキ http://www5.atwiki.jp/marketplace/では マケプレに関するQ&Aなどがまとめられています。 また、Yahoo!知恵袋、アマゾンヘルプページの検索機能もご活用ください。
基本的には、出版社は取次(=出版物専門商社)に本を納入して、それから全国の書店やコンビニエンスストアに配達されます。アマゾンでも紀伊国屋でも、原則として取次経由で仕入れを行い販売しています。 取次のメインの仕事は物流で、出版社から納入された本を全国の書店やコンビニエンスストアに配本します。 もう一つ大切な役割は、出版社にとっては銀行の融資みたいな面があります。 少々説明すると、出版社は本を作る段階で印刷代、製本代、用紙代、取材費等などを投資していますが、実際に全ての本が書店で売れるまでには時間がかかります。もし実際に本が売れてからしかお金が出版社に入らなかったら、キャッシュフローが回りませんので、取次に入れた段階で、取次からその本の定価の70%位のお金をもらえます(何%かは、出版社により異なります)。そのお金で出版社は次の本を作るという構図です(非常に簡単に書いています。同業の方からは突っ込みがきそうです)。ちなみに返本があると、その分はお金を返します。 簡単にいうとこんな感じです。取次に関しては業界でも賛否両論ありますが、それだけ影響力が大きいということですし、もし取次が無かったら、日本の出版社の半分以上はつぶれていることでしょう。
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