陸上自衛隊の73式小型トラックの、ジープはなぜなくなってしまったのですか？

ウィキペディアに書かれている定説としては 1982年：パジェロ登場に伴い、車種を大幅に整理。 1996年：防衛庁が長らく73式小型トラックとしてジープを採用していたが、最新の排ガス規制、衝突安全への対応や、操縦安定性、居住性の向上には、採算面をはじめ、ジープのアップデートでは不合理な点が多いため、2代目パジェロベースの新型73式小型トラックの採用となった。 となっています。 日本でライセンス生産を担っていた三菱が防衛装備品以外にニーズの無いＪＥＥＰの製造から撤退すれば部品供給を断たれた防衛省としてはパジェロに一本化せざるを得ません。中古品の延命ばかりで新規生産が殆ど無かったＪＥＥＰに早く見切りをつけ、フラッグシップであるパジェロに一本化、更新需要で受注拡大し、部品の共通化でコスト効率化を図ったとしても経済合理性上、無理からぬところだと思います。