リクルートは存続し、ワイキューブは倒産しました。両者の違いを教えて下さい。

ワイキューブが倒産した理由は、様々なニュースでも取り上げられていました。 創業者ご自身が倒産の原因として「マーケットの読み違い」と「社員のためにならない待遇制度」を挙げています。 そしてリクルートで働いていた経験もある安田氏は、優秀な人材を得るために多額の資金投入も惜しまない、同社の姿勢を真似ようとする戦略を立てましたが、所詮はリクルートの2番煎じ。 ですが、大きな違いは政界、財界と未だ癒着のあるリクルート。 それに対して、人脈の薄いワイキューブという差が出たのでしょう。 金融機関が経営危機になれば、政府が「国民の税金」を使い介入し存続させる。 いくつも疑問点があるものの、金融機関は我々の生活になくてはならないもの。 ですが、ワイキューブは無くても困らない。 そして、政界、財界との太いパイプが無いため、救いの手は差し出されず、結果はご存じのとおりです。 私はそのように理解しています。