近い将来、日本の製薬会社は、外資系製薬企業との競争のため、生き残れるのはごく少数との意見をよく聞きます。日本の大手製薬企業の下請けであっても、影響は免れないでしょうか?多くの日本のバイオベンチャーは、何か生き残るための方向性は何か用意されているのでしょうか?外資系の製薬企業は開発は日本で行わないと思われるので、やはり受注自体が激減し、日本のバイオベンチャーが今まで以上に苦しい立場になりますでしょうか?この業界にお詳しい方がいらしましたら、私見でも構いませんので、ご教授お願いします。
まず「近い将来、日本の製薬会社は、外資系製薬企業との競争のため、生き残れるのはごく少数との意見をよく聞きます」にかんしてですが、このことはすでに10年以上前からいわれていることで、すでに現状がそのようになっています。ご存知かもしれませんが、約10年ほど前から、製薬業界の合併/統合が進み、製薬会社名が変わったところがいくつもあるのはご存知かと思います(第○三●、アステラ○、などなど)。単体で生き残れるのは最大手の武○だけ?それでも無理か?といわれるほどです。 「外資系の製薬企業は開発は日本で行わないと思われる」についても、すでに撤退したところがほとんどです(GS○、ロッ○ュなどは、国内の研究施設を閉鎖しました)。 また、医薬品の導入に対する、前臨床や臨床試験の要求に変更が行われましたので、国外承認薬の導入が比較的簡単になっています。 以上のような条件下で、国内製薬会社は外資の販売拠点になったり、導入薬の受け入れに力を入れざるを得ない環境になってきています。ほかにも genetic の問題もあり、もとから開発力が高いとはいえない国内の製薬業界の勢力図は様変わりしつつあります。つられて、前臨床や検査項目の外注を受けていた企業も発注数が減少しているのは事実です。しかしながら、バイオベンチャーが一律に生き残れなくなるというわけではありません。研究目的に使用される商品を売りにしているところは、前臨床/臨床試験が減少してもあまり影響は受けませんし(むしろ大学などの研究費削減が問題)、臨床検査受託は病院の患者数が減少しなければ製薬企業とは直接の関係はありません。もっとも影響を受けるのは、前臨床試験で安全性試験(毒性試験)など、医薬品承認に必要な動物実験の受託を専門としていた期間だと思われます(これらは、ベンチャーばかりではなく老舗もあります)。 以上のように、バイオベンチャーが一律苦しい立場というわけではありません。また、こまかい法令が変わったり、研究のトレンドが変わると、全体の風向きも変わりますので、変化の方向が一定であるとも言い切れません。 ____ 回答を放置されたり、投票に回される気配があれば削除させていただきます。また、以後のご質問への回答はご遠慮させていただくことにしています。カテマス狙いの一言コメントがお好みでしたら、そちらをお選び下さい。
univtowncenterさま、とても具体的なご説明ありがとうございます
企業のギモンをYahoo!知恵袋で解決しませんか?
※Yahoo! JAPAN IDでのログインが必要です
株式会社ベクターの
新着求人などの最新情報がメールで届きます!
入社後まずはトラックに乗って担当自販機に行き、飲料の補充と管理作業を行います。その中でお客様…続きを見る
新着クチコミや新着Q&Aなどの
最新情報をメールで受け取れます!
現在機能改善のため一時停止しております。
再開の時期が決まりましたら改めてお知らせいたします。
株式会社ベクターを
フォローする※Yahoo! JAPAN IDでのログインが必要です
※マイページの配信設定内の「 フォロー中企業の新着情報 」の設定をオンにしてお使いください
低コストで欲しい人材を獲得できるマッチングサービスをご利用いただけます(固定費0円)
詳しく見る企業の最新情報をメールでお知らせします
あなたにおすすめの会社をフォローしてみませんか?
※求人情報の検索は株式会社スタンバイが提供する求人検索エンジン「スタンバイ」となります。