ブラック企業の労働者達は勇気を持ってドンドン権利を主張すべきだと思わないか？ ブラック企業のせいで人生を壊すくらいなら戦うべきでしょ。 今回のアリさんマークの引越社の従業員や株式

本当にそうだと思います。 ただ、現実問題、ブラック企業と戦うのは本当に大変。 よほど周到に準備しないと逆に追い込まれるし、仕事が無くなれば死活問題。 だから、いつか人生が壊れるかもしれないと思いながら、今すぐ仕事がなくなるよりマシと思って耐えている人が多いのだと思います。 みんな、誰かが戦って改善してほしいけど、自分がリスクを負って立ち上がるのは避けたいと思って息を潜めている。 従業員が団結して交渉すればいいと思われるかもしれませんが、まともな議論ができないのがブラック企業です。 団体交渉を求めただけで、「社員を唆して会社に損害を与える行為だ！」「解雇だ！」「損害賠償だ！！」なんて騒ぎ、中心人物を切り離して、残った社員に「全部アイツが悪いんだよな？もちろん全部証言してくれるよな？まさかお前まで会社に損害を与えようとしてたわけじゃないよな？」と圧力をかけてくるのが本物のブラックですよ。 結局、ブラック企業内部の従業員だけに期待しても抜本的解決は無理です。 このブラックが蔓延る状況を作ったのは、労働者の権利に関心をなくし、労働組合を迫害し、労働者が我慢して全体の景気が良くなれば皆が幸せになれるなんてバカな幻想を信じた国民全体の責任ですよ。