将来の仕事についてです。高校に通う女です。 私は今商品の広告・宣伝に興味があります。

広報を担当してました。 商品の広告宣伝の仕事に就いている人は何も大手企業だけではありません。どんな会社でも、カタログを作ったり、展示会に出展したり、ロゴを考えたり、ホームページを作ったりと広報関係の仕事は必ずあります。 また広報の仕事は外部向け（お客様向け）だけではなく、内部向け（社員に対して）の資料を作って、社員の士気を高める仕事もあります。たとえば社内報といって会社の中の出来事を全社員に分かりやすく解説したりする仕事も広報担当者の仕事です。 貴方の街で売っている土産物の会社にも、当然広報担当者がいるはずですが、中小企業には大卒が集まらないので、高卒短卒専門学校卒の人の方が多いのが実情です。ですから、貴方の努力次第では出来ない仕事ではありませんが、戦略的に狙って就職しないと、広報担当者として雇ってもらえる可能性は低いです。 １）まずは学校の勉強です。 高校の勉強は社会人になったときの基礎となりますので、何のために勉強するのだろう？と思うようなものが、実はものすごく役に立つ日が来ます。 広報担当者として必要なことは、自社製品を分かりやすく消費者に伝える能力です。ですから、感受性が豊かなであると、表現力も広がりますので、国語の勉強は重要です。もちろん古文も漢文も。 次に重要なのは美術などのセンス。ロゴマークをどこに配置するかだけでも結構難しいものです。 歴史や地理などの社会科は、社会人になったときの教養ですから、試験勉強としてではなく興味を持って学んでください。 どんな製品を売るようになるのかは、就職した会社次第ですが、技術力がすごい会社を宣伝するためには、技術者からその製品のすごい特徴を聞き取って、消費者に分かりやすく、かつインパクトがある宣伝文句を考える必要があります。 このように考えると、理科も英語も音楽も社会も何でもかんでも実は重要になります。 ２）技術を身につけよう パソコンでホームページを作ってみましょう。慣れれば簡単です。 そして次は人気のあるホームページを作成してみましょう。どうすれば人が見てくれるのかをいつも研究するのです。今からやれば10年後には貴方の実力は相当上がると思いますよ。 またツイッターやブログにもチャレンジ。できればスマートフォンも使ってみる。新しい物好きな人になって、いつも時代の先端を走り続けるる努力も必要。 趣味でOKなので絵画教室などのアート系の趣味があってもいいです。色彩学をある程度知っているとカタログのデザイナーさんと話がしやすいですから。 また時間があれば、フォトショップなどの画像処理ソフトなんかで遊んでみるのもいいですね。イラストレータが使えるとなお良し。 でも、焦る必要は全くありません。全部社会に出てからでも間に合います。 ３）興味があるならこの雑誌をどうぞ 「宣伝会議」「ブレーン」 広告／宣伝専門の雑誌です。図書館に行けばタダで読めます。高校生でも楽しく読めるページがありますから一度見てください。なお、買うと意外と高いです（＾＾；；； ４）学校 もし選ぶとしたら次の順番かな。 ・広告学 ・マーケティング ・アート この3つの分野の学問は、小難しい分野が少なくて、勉強自体が面白いです。 ５）給料 これは入った会社次第ですので、何とも言えません。 しかしながら、貴方一人でカタログやホームページを作成できて、デザインも自分でできて、しかもキャッチフレーズも自分で考える実力が付けば、どこの会社にでも転職可能ですから、実力が付いてから給料の良い会社に転職すればOKです。 参考までに検索する際は「広報の仕事」で調べるとたくさんありますよ。 例：http://www.anety.biz/job.html がんばってください。