春から地方国立大学に進学するものです。文系です。 私は、将来任天堂に就職したいと思っています。本気です。 私は文系なので、ゲーム開発は無理です。それに、もともと文系の学問に興味があったのもあります。制作

ゲームクリエイター（デザイナー職）をやっている者です。 ゲーム開発職でも「プランナー」（「企画」「ゲームデザイナー」とも呼ばれます）なら文系理系関係なく目指せると思いますよ。（質問内の「制作 企画系の部署」がこれを指しているのかもですが）その職種についてちょっと書きますね。 プランナーの仕事に関しては具体的にお調べになられましたか？ プランナーは主にゲームの企画立案、世界観設定、シナリオ制作、仕様作成と各セクションへの発注などを行う職種で、ゲーム制作のリーダー的仕事です。 デザイナーやプログラマーやサウンドなどと違い、専門技術職ではないので「実力」が測りにくく、学歴フィルタが全く無いとはいえませんが、基本的に入社課題であるオリジナルゲームの企画書や、面接などを重視します。 自分も任天堂ほどじゃ無いですが大手ゲーム会社に在籍していましたが、同僚のプランナーの学歴は有名大学から無名専門学校まで様々でしたよ。 ゲーム会社は必ずしも有名大学から獲るわけじゃ無いですし、即戦力になるような専門学校生を獲るわけでも無いです。 要は人間として魅力があり、一緒に仕事してみたいと思える人間を獲ります。 プランナーの仕事なんて入ってから教えてもらえますから専門的な知識がなくても大丈夫です。 もしプランナーに興味が湧いて目指そうと思うなら、質問者様がやるべきは、大学生活でとにかく自分の武器になるような何かを見つけることと、それを磨くことです。 一見ゲームに関係がなさそうなことでも全然オーケーです。ゲーム制作なんてなんだってネタになるわけですから、世の中のもの全てが取材対象になります。「これについての知識だったら誰にも負けない！」といった分野があると採用においても印象が良いです。 プランナーの武器は思考力、知識量、コミュニケーション能力です。それを鍛えられそうな経験は積極的にしましょう。 （個人的な実感ですが、特にコミュニケーション能力が大事だと思います。プランナーは全職種のハブになる職種ですので物腰が柔らかいながらもテキパキ業務の交通整理をしてくれたり、話しかけやすい空気を作ってくれる人だとマジでチームのストレスがかなり緩和されます。） 後は大前提としてゲームはたくさんプレイしてください。 漫然とプレイするのではなく「何が面白かったのか」「なんでつまらなかったのか」など、しっかりと言語化して、自分の中の「ゲーム論」みたいなものが醸成されると良いですね。 あとは映画（できればアニメも）を沢山観てください。有名どころの映画などは会議で引用されることも多く、業界の共通言語みたいなものです。 任天堂や系列会社もいいですが、もっと他の会社に照準を広げても良いと思いますよ。 希望のところに採用されなかったとしても、別の会社で経験を積んで任天堂や系列会社に転職するといった道もあります。 クリエイティブ系の会社は結構カジュアルに転職しますからね、「とりあえずどこでもいいから業界に潜り込んで後はどうにでもなる」の精神も大事だったりします。 まだ時間はありますので、沢山情報を集めて頑張ってください。就活は情報戦ですので。