公安調査庁一般職、防衛省情報本部、防衛省専門職について教えていただきたいです。

回答（1件）

• 防衛省職員は非戦闘員の「背広組」と、自衛隊員(戦闘員)の「制服組」がいます。 防衛省には試験の難易度が最難関とされる"総合職"(いわゆるキャリア)とキャリアよりも難易度が低いとされる"一般職"(ノンキャリア)、そして"専門職"があり、専門職の難易度的にはノンキャリアと同等ですが、"語学･国際のスペシャリスト"として高い専門性が必要になります。これら全てが背広組と呼ばれます。 専門職の仕事内容は通訳･翻訳や海外の情報収集及び分析(国際関係や地域情勢に関する事)等様々で、英語をはじめ、ロシア･中国･朝鮮語等、友好国や敵性地域の言語問わず語学能力が活かせる職場です。https://www.mod.go.jp/dih/sub_recruit_senmon.html 外務省も防衛省も公安調査庁(その他の全ての省庁等)も"総合職"は東大･京大等の名門大学出身の極少数の選ばれし者がなる事ができ、難易度は最難関です。 防衛省情報本部は防衛省の中に存在する一組織であり、語学能力を活かしたいなら防衛省"専門職"の試験を受験すれば良いです。 語学能力は必須でも、最難関の総合職よりはなりやすいでしょう。https://www.mod.go.jp/dih/sub_recruit.html 諜報･情報機関でも極一部の選ばれし職員(工作員等)を除く、主に局内で活動する大半の職員はそこまで運動能力が必要だとは思えません。 例えば、防衛省陸上幕僚監部の指揮通信システム･情報部別班所属の情報1班特別勤務班こと"別班(DIT Defence Intelligence Team)"は国外(ロシア･中国･韓国･東欧等)にダミーの民間会社を作り、選抜された極少数の優秀な自衛官を民間人として現地に送り込み、現地でヒューミント(人的諜報活動)していると噂されております。この様な工作員であれば運動能力はあった方が良いでしょう。 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57914 あとは米国のCIAを例にすれば、大半の職員は局内での事務職や各専門職のオフィスワークであり(恐らく他国の諜報･情報機関でも)、逆に運動能力が必須なのはSPS(CIAが保有する警察組織)に属する警察官やRRT(SWATチーム)の特殊部隊員等、世界各国で民間人として諜報活動する工作員のNOC(いわゆるスパイ)、準軍事部門SAC(特別行動センター)に属するSOG(特殊作戦グループ/暗殺･破壊工作･偵察･誘拐･監視･追跡･人質救出等の実力行使を担当する最精鋭特殊部隊。隊員は主に米軍特殊部隊から選抜)に属する隊員ぐらいでしょう。 ※CIAの元関係者や元工作員らがインタビューや書籍等で暴露してますが、現代のCIA工作員は基本的に暗殺や銃撃等フィクションの様な派手で目立つ事はせず、寧ろ地味で営業職に近い存在です。暗殺等の国家の"汚れ仕事"はSOGや米軍特殊部隊の担当です。

  続きを読む

  回答日2021/02/13 23:00:51

  ************さん

  違反報告する