12日土曜日に札幌の生活クラブ生活協同組合（生協）の面接、筆記試験をするのですが、面接と筆記試験の内容わかる方はいますか？是非教えて欲しいです！

神奈川の生活クラブでは、一般常識問題と面接です。面接では、志望動機や学生時代にはどんな事（ボランティアや部活）をやっていたかを聞かれます。 食品偽装問題を提起する 1、食品偽装とは？ ・多くのメディアは「食品偽装」と一言でまとめてしまっているが、賞味期限や消費期限を偽ったり、産地を偽り食品を販売する行為までさまざまである。食品偽装とはまさに食品に携わる者が消費者を騙す行為である。 2、食品偽装問題が発覚した会社の共通点は？ ・社長のワンマン経営、または同族経営であった点であり販路拡大に目を奪われ、消費者を置き去りにし、利益優先の経営に走った経営陣のトップ達が偽装に関与し組織的に偽装している。ワンマン経営だから、社長の指示が絶対であり、偽装等の問題を従業員が指摘する事ができない社風になっている。 3、食品偽造問題が多く発生している背景は？ ・産地など消費者に是非がわかりにくい事を利用して、組織ぐるみで目先の利益を追求するという体質ができあがっている。 ・組織の利益を優先しようとすれば仮に少数派の意見がただしかったとしてもかき消されてしまう。 ・現在、表にでている偽装は実態のほんの一部であり、まだまだ氷山の一角である感じが否めない。 4、食品偽装事件はどのような経緯で発覚したか？ ・ほとんどが内部告発である。外部からは、見えにくく、不正や悪事をしていても隠し通しやすい。しかし、その組織内部に所属している者はそのような行為を容易に認識できるはずである。 5、今後、一番重要なのは？ ・一番重要なのは、情報開示である。農林水産省の取り組みのひとつにトレ－サビリティーがある。トレ－サビリティーとは、生産。処理・加工、流通、販売等の段階で、食品の仕入先、販売先、生産・製造方法などの記録をとり、保管し、食品とその情報を追跡し、さかのぼる事をいい、それぞれの食品が、どこから、どのように流通して私たちに届いているかをたどる事によって食品事故が起きたとき、原因追求とそれにもとづく対応や問題食品の迅速な撤去・回収ができる仕組みである。情報を公開し、その情報を理解し、個人個人が購入の判断とする材料にする。 6、生活クラブでは？ ・自主監査・自主管理制度が確立している。これは、生産者がすべての情報を公開し、消費者である組合員が情報開示を含め、生産者を監査できることである。これにより、上記で述べたような、企業による営利優先、隠ぺい工作はおきないのある。 ・生活クラブでは、ただ単に生産者からモノを買うのではなく、話し合いを重ねながら、お互いに納得のいく食べ物を、リスクを共有しながら創り上げる姿勢を重視している。これは、生活クラブと提携相手との間で決める価格の算定方法は「生産原価方式」が基本。生産コストがいくらかかるか、生産者が翌年も再生産できるための価格はいくらかを話し合って決める方法。これによりスパーや販売者から生産者（製造業者）に対し低価格を要求し、コストを削減するために偽装をする構造が生まれないのである。 ※自分の考えを上記の起承転結にあわせてところどころにちりばめ、最後に自分は、食品偽装が社会にあってはならない。なぜなら、一言で言えば「食品偽装」は完全な詐欺であり、「食の安心・安全」は人が生きていくうえでもっとも大切で、それを脅かす事は、日本社会の崩壊につながる。そのためには、生活クラブのように、自分たち消費者一人一人が「食」に対しもっと関心を持ち、素性を確認できるものを購入し、作る側も営利追及に走らず消費者を置きざりにしない事が大切である。 そういった生活クラブ姿勢に自分自身も共感したので、自分もその一員になり、多くの方に共感をもってもらえるようになりたいと思い志望しました。ってのはどうでしょう？ 最後にアドバイスできるなら、正直に面接官に想いを伝える事です。面接官も同じ生活クラブの職員です。奇麗事や今、もっているりっぱな知識を話しても相手に伝えられなかったら受かりません。自分の想いをどうやって共感させられるかです。生活クラブのHPや組合員に加入する際の資料を取り寄せ、まずはどのような活動をしているかを把握し、自分が一番共感できる部分を伝えれれば必ず受かります。がんばってください。上記の「食品偽装問題」はひとつの知識として知ってもらえればと思います。