40歳までに母校のキャリア支援講義の教鞭に立つことです。 大学で教鞭をとるということは、おそらく大学院まで出ている必要があるのかと考えています。(最近は、そうでも無いのでしょうか)。そこで、法政大学大学院研究科キャリアデザイン学科に興味をもちました。 そのように進路を考え始めたのには理由があります。 もともと、某大学キャリアセンターで専任職員として就活生のキャリアカウンセリング業務に携わっていました。しかし、配置換え、いわゆる異動で全くキャリアカウンセリングとは関係の無い部署に異動となったことで、今後の人生設計を真剣に考えるようになりました。 今の仕事を辞職することは決めています。 そこから、雇用形態は気にせずに、別のキャリア支援業務に転職し、現場で実務経験を積むことも将来の自分のためになるとも考えています。しかしながら夢の実現には、時間やお金、労力はかかれども、大学院へ進学することが先決なのか、今の私には知識が無くて分かりません。 若年層へのキャリア、就職支援は、一生続けていきたいと考えています。 ざっくりとした質問で大変恐縮ですが、 宜しくお願い申し上げます。
40歳までということですが、今はおおよそお幾つなのでしょうか。 大学で教壇に立つ場合、最も堅実な道のりが大学院に行くことであるのは間違いありませんが、大学院に行ったからといって必ず教員になれるわけではなく、むしろ、教員になれる人の方が少数であることをご理解いただく必要があります。 非常に単純化してご回答すると、大学の教員になるためには、たくさん研究論文を書いている必要があります。大学院はその論文の書き方を勉強するところです。学士を修得後、すぐに大学院に入った人と比較すると、いったん社会人になった年数分、論文を書く経験と実績とが不足していることになります。この差を埋める能力が必要ということになります。もちろん、その間は無収入です。経済的・精神的な余力も必要です。 その大学院の間に書いた論文の数(+αの業績)でもって、公募に応募して、何十倍、何百倍の競争に勝たなくてはいけません。ざっと調べたところ、キャリアデザイン学自体が、教育学と社会学から派生した学問のようです。こうした新興分野は、学生の人気が出れば各大学で一斉に公募が出ることになり、職につきやすいこともありえますが、大学院までいっても、いっこうに公募の枠がないこともありえます。当面は、教育学や社会学の研究者の方が有利な可能性もあります。進学はかなりリスキーな選択肢ということになるでしょう。 そのようなわけで、現状で研究への強い意欲があるのでなければ、大学院に行くのではなく、転職されてキャリアデザインのキャリアを積まれた方が良いかと私は思います。大学院に行くとしても、働きながら指導を受けられるところを探した方が良いでしょう。
遅ればせながら、この度は的確なアドバイスをありがとうございました。 大学院への進学は甘いものではないという 身の引き締まる思いでした。 今後ともよろしくお願い申し上げます。
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