教師を志すのが初めてのため初歩的な質問ですが教えていただけると幸いです。
現役日本語教師です。 日本語学校への就職の場合、他校さんではどうかわかりませんが、弊校では新卒でもよい人材があれば採用します。ただし、新卒に向けての特別な募集はしていませんので、一般の流れで「4月からの採用希望」ということになるかと思います。 日本語教師は、他の教員とはルートが異なりますので、教育学部などの流れとは異なります。 日本語教育関連の専攻ではないとすれば、告示校に関しては以下の流れをお勧めします。 1)文化庁への届け出済みの420時間日本語教師養成講座のうち、併設校などでの教壇実習があるものを受講する。 2)大学卒業見込みを確定させる(採用時に四大卒であることは必須) 3)できれば日本語教育能力検定試験に合格する(就職後でも可) もし就職したい日本語学校が明確で、その学校が養成講座を併設していれば、それが最短ルートだと思われます。というのも、学校ごとに教え方に少しずつ違いがありますので、それぞれの養成講座もそれに合わせた教え方になります。 また、近いうちに国家資格としての日本語教員資格が創設される予定ですが、その際にも上記の流れであればスムーズに資格を得ることができると思われます。
大学時代、新卒で日本語教師を目指した友達(30過ぎた今でもたまに会う子)がいました。 日本語学科ではありません。その子は在学中に韓国人の彼氏ができたこともあって、将来のためにと学外の420時間の講座に通って修了しました。 彼女は大学卒業と同時に韓国に嫁いで行きましたが、当時から現在まで日本語教師として働いています。 卒業式前から韓国の日本語学校に応募していました。 ソウルではない地方都市にいますが、転職もして今は市が経営している生涯学習コースみたいなところで働いているとのことで、民間の日本語学校より安定しているようです。 ただし、昼間働いたり学校に行っている人たちを主にターゲットとしているため、就業時間は夕方が主(朝早くのコースも一部あり)のパートタイム(日本でいう非常勤)です。 国内での常勤講師を目指していらっしゃるのであれば、「新卒で全くの経験なし、だけど有資格者」という場合、コネがあるor超高学歴の一部の人を除いたらちょっと厳しいかなという印象です。
現役日本語教師です。 大学を卒業することは絶対条件で、それとは別に420時間の日本語教師養成講座を修了。もしくは毎年10月に行われる日本語教育能力検定試験に合格する必要があります。 ただ、日本語学校では新卒採用を行っているところは、まずありません。求人は日本語教師向けの求人サイトがあるので、そちらから応募します。 「日本語教師の集い」 https://www.e-tsudoi.com/db_job/job/job_bbs_list.php 「日本語オンライン」 http://nihongo-online.jp/net/ 「Indeed」 https://jp.indeed.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E6%95%99%E5%B8%AB%E9%96%A2%E9%80%A3%E3%81%AE%E6%B1%82%E4%BA%BA?vjk=78905941b5b6633f この辺りが有名ですね。 試験の流れは、上記サイトで志望校に履歴書を送り書類選考。 書類選考を通過すると、模擬授業と面接を実施すると連絡が来ます。 模擬授業は事前に「〇〇という教科書の××という項目の授業を20分程度やってください」と言われます。当日に校長や教務主任などベテランの教師を生徒役にして、指定された項目の授業を行います。説明が間違えていたり曖昧な場合は、容赦なく生徒役の試験官が質問してきますし、わざと間違えた答えを言ってくる場合もあります。それにどのように対応するかを評価されます。 模擬授業が終わった後はそのまま面接に移ります。面接で聞かれることは、他の企業と変わりません。志望理由や経験、通勤時間。あとは学校で使用する教科書名とか給料の話もあります。 ただし最初から常勤(正社員)で就職は、まずできません。最初のうちは「非常勤」としての採用です。非常勤はコマ給制です。学校にもよりますが、1コマ=45分~50分の計算で1か月に何コマ教えたかで給料が支払われます。大抵は曜日と時間が3か月間~半年ほど固定のシフトです。コマ給は私が貼ったリンクでいくらかを確認してみてください。新人の先生の場合、大抵は1週間に4コマくらいからのスタートが多いです。 常勤(正社員)になるには、最低でも3年ほど非常勤講師として経験が必要です。その後、学校に実力が認められれば常勤講師に登用されることもあります。あるいは、改めて常勤講師の求人に応募するというのもいいと思います。 こんな感じですかね。勉強頑張ってください。
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