でもこういうのって師匠に弟子入りしなければいけないと聞きました。 なろうと思ってなれるものなのでしょうか? やはり何らかのコネクションが無いと無理でしょうか? 出来れば刀鍛冶師になるまでの過程を順番に説明してくれるとうれしいです。 質問が多くて恐縮ですし、刀鍛冶になりたいなんて子供っぽくて非常に恥ずかしいのですが真剣に考えているのでご回答よろしくお願いします。
一番大切なのは情熱と根性。 何度断られても2年でも3年でも通い続けて師匠が根負けするまで通い続ければだいたいは弟子にしてもらえると思います。 私の場合は約6年で師匠が折れてくれました。 ただ、弟子の期間は殆ど無休で無給ですので半端な覚悟では務まりません。 師匠選びも大切で、自分がどの年代の何処の伝法の刀剣を造りたいのか良く勉強し、造りたいと思う刀剣の研究を行っている刀匠を探して入門をしなければ資格は取れたとしても、その後で大きな遠回りをする事になりますので師匠選びはよくよく考えた上で行った方が良いです。 師匠との性格が合うかどうかも重要で、5年間の修行期間が辛くても愉しくなるか、ただ辛いだけの物となるか大きく影響します。 私は腰と心臓が逝ってしまい現在刀匠の修行はお休み中ですが鍔の勉強をさせてもらい現在もそれは続いています。 刀匠の資格は師匠の元に入門し、師匠が在住の県の教育委員会に弟子が入門したことを報告する事から始まりそこから5年が過ぎると教育委員会から資格試験の推薦を出してもらえるようになります。 教育委員会の推薦と師匠の推薦が出て初めて資格試験の受験資格となります。 年に一回、備前岡山で約一週間泊り込みで座学の後、筆記、実技の試験が行われ全ての項目で合格点以内に入れば作刀承認が文化庁より下りる事になります。 試験官は無鑑査刀匠4名だったかな?と文化庁の職員数名が行います。 毎年6~7名受験者が有りますが設備の関係上、9名程度が定員となっているようです。 試験中、一つでも落第点が有るとその時点で失格となり不合格となります。 不合格者に救済措置は無く一つの項目で満点が有ったとしても他の項目で一点でも足りなければ不合格となり次の年以降、再度受験し直しとなります。 各項目で満点を取るのは難しく有名刀匠の子でも満点は殆ど出ない難関だそうです。
とても分かりやすい回答ありがとうございます! 弟子にしてもらうだけでも6年も掛かるとは正直甘く見過ぎていたようです。 とりあえずお金を貯めながら師匠を探してみようと思います。
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