警察官について質問です。

写真が添付されていませんが、お答えします。 ① 対刃防護衣といいます。銃犯罪の時は別途防弾チョッキを着用します。 ②③ 制服、制帽、階級などは国家公安委員会が定めた規定に基づき、全国統一です。http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S31/S31F30301000004.html 帽章のうち、作業服のワッペン（航空隊のマークなど）は各都道府県の制定です。 シャツは、冬は白、合着は白、夏（夏服上衣）は水色です。合い着は夏冬混用の期間用で、標準は４月１日〜５月３１日、１０月１日〜１１月３０日に着用しますが、実際の実施期間は各都道府県で流動的に運用します（気候が異なるため）。 警察官でも特に私服を許される職（捜査官など）は私服ですが、制服でもワイシャツを着用することがあります。 署内には「警察官」だけではなく、警察事務官などもおり彼らは私服のため夏でも白いワイシャツという人がいます。 ④ 警部は、独立して執行する「官」で裁量権があり、一般企業でいう「管理職」に該当しますが中小企業なら部長級です。 警察署の「課長」（警察署に部は無く上司は署長）、大きな警察署や県警本部の「課長補佐」に就任します。 警察官全体の６％ていどしかいません。 巡査部長、警部補、警部と３つの実務経験と昇進試験をパスしなければならず、昇進の早い人でも４０代からという、大変な難関です。 この上の「警視」は、試験はなく欠員補充の「選考」のみとなり、定年まで警部のままという人が多数です。警視は警察署長、県警本部の課長級で、中小企業で言えば社長や役員に相当します。そのすぐ下の地位が「警部」ということです。 警部試験に合格すると、警察大学校で教育を受けて任官しますが、卒業にあたり宮中に参内して天皇陛下へ拝謁する名誉を受けます。 軍隊の階級では「少佐」〜「大尉」。