漫画家。大ヒットすればアニメの脚本家や監督よりも儲かります。基本的に一人で行う仕事です。アシスタントを雇うにせよ、自分で決め、自分で給料を払わなくてはいけません。当然ですが、面白い漫画を描ける必要があります。 アニメがアニメ制作会社に入り、スタッフとして動くのに対して、漫画家は全て自分で行うことが基本であり、それが良い点でもあり難しい点でもあります。 アニメの脚本家。これも当然ですが面白い脚本を書ける必要があります。そしてアニメを制作するスタッフに、この人に脚本を書いてもらおう、と認めてもらわなくてはいけません。入口はコンクールなり、アニメ制作会社に入るなり。漫画家と違うのは、アニメはチームの一員としての作業であるという点です。 アニメ監督。これはいきなり出来る仕事ではありません。アニメ制作に関わって、全体をコントロールできる能力を身につけてからです。ですから、監督を目指すにせよ、まずはアニメ制作会社に入り、作画なり演出なりの仕事で認められる必要があります。新海誠監督のように、アマチュア時代から一人で全部やって、それで認められるという方向もあります。
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