呼吸→脈拍→体温→血圧という順番に測定したほうがいいと思います。 患者に与える侵襲の低い順に測定するのです。 呼吸は患者の胸郭の動きを視診するなどして測定しますよね。この時患者に「自分は今呼吸数を測定されているんだ」という自覚を与えることなく測定出来ますのでより自然なデータを得ることが出来ます。続いて脈拍。橈骨動脈をそっと触れるだけですからまだ低い侵襲でデータを得ることが出来ます。続いて体温。これは体温計を挟みますから患者は明らかに熱を測られていると自覚する訳です。従って緊張などから体温が微妙に変化してしまうこともありますよね。誤差の範囲内だとは思いますが。 血圧に関しては白衣症候群といって、緊張などの精神状態が自律神経に影響して普段より高い血圧が出ることがあります。ですから一番最後に測定するんです。もし血圧を一番最初に測定したら、その後に測定する呼吸や脈拍、体温も乱れてくる可能性があるからです。 でも質問者様のように体温、脈拍、呼吸、血圧の順に測定するのも間違いではありませんよ。 体温計挟みながら橈骨動脈を触知しつつ胸郭の動きを観察すればほとんど同時に体温、脈拍、呼吸を測定できますよね。 要は血圧を一番最後にすれば良いのです。 実習先の看護師も白衣症候群の事を学生さんに認識して欲しいのだと思います。
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