年収1800万以上で独身でサラリーマン40歳以下の場合、月給とボーナスどちらの方が占める割合が多いと手元のお金は多くなり…

Question

年収1800万以上で独身でサラリーマン40歳以下の場合、月給とボーナスどちらの方が占める割合が多いと手元のお金は多くなりますか。例えばボーナス800でベースが1000万円とか
ボーナス900でベースが900とかってことです。

Answer 1

それは難しい質問です。
年収が同じで社会保険料も同じなら、どのようなもらい方をしても手取りは同じになりますが、社会保険料は、標準報酬月額や標準賞与額で決まり、かつ、標準報酬月額や標準賞与額に上限があります。
保険料が少ないと、当然、税額が増えますが、所得税は超過累進課税なので、増え方は単純ではありません。
なので、頭のいい人は、計算式を見つけてそれを解くことになるのでしょう。それほど頭の良くない人は、給料の月額を1万円、ボーナスを1､788万円として合計の保険料と税額を計算して手取りを計算し、次に給料を月額2万円にしてボーナスを1776万円にして･･･最後は、給料を1､800万円にしてボーナスを0円にして手取りを計算して、どういう配分が最も手取りが多いかを計算することになるのでしょう。
ちなみに、
標準報酬月額の最低は、8.8万円（給料の月額9.3万円未満）ですから、
1）給料の年収111.5万円（≒9.3×12）とし、賞与を1回844.25万円で年2回とした場合の概算の手取りは、
①給与の保険料：およそ15.2万円
②賞与の厚生年金保険料：27.45万円（≒150*×0.0915×2）
③賞与の健康保険料：およそ27.79万円（≒573*×0.0485）
④合計の保険料：およそ70.44万円（＝①＋②＋③）
⑤所得税額：およそ344万円
⑥住民税額：およそ149.4万円
⑦手取り：およそ1､236.16万円（＝1､800－④－⑤－⑥）
注）＊印：標準賞与額の上限

2）給与の年収1､800万円とし、賞与を0円とした場合の概算の手取りは、
①給与の保険料：およそ156.2万円
②賞与の厚生年金保険料：0円
③賞与の健康保険料：0円
④合計の保険料：およそ156.2万円（＝①＋②＋③）
⑤所得税額：およそ315.2万円
⑥住民税額：およそ140.8万円
⑦手取り：およそ1､187.8万円（＝1､800－④－⑤－⑥）

3）参考として、給与の年収と賞与を同額（各900万円）にした場合
①給与の保険料：およそ115.3万円
②賞与の厚生年金保険料：27.45万円（≒150*×0.0915×2）
③賞与の健康保険料：およそ27.79万円（≒573*×0.0485）
④合計の保険料：およそ170.54万円（＝①＋②＋③）
⑤所得税額：およそ310.3万円
⑥住民税額：およそ139.4万円
⑦手取り：およそ1179.76万円（＝1､800－④－⑤－⑥）

以上から、
たぶん、給料を最小にして、給料から引かれる保険料を少なくするのが一番いいようです。でも、老後に貰える年金額は支払った保険料が多いほど多いですから、長生きするのなら、単に今の手取りが多いことだけがいいことでもないかもしれません。

Answer 2

健康保険･年金･税金など引いた手取りって事なら、
月給･ボーナス関係なく、
とにかく年合計に対してかかりますので、
手取りは変わらないですよ。

ただ、多くの会社では、
ボーナスは、月給の○ヶ月分となっていて、
その○ヶ月は、会社の業績、個人の成績で、変動しますが、
月給は、簡単には変えられないので、

月給が多く、ボーナスが少ない方が、安定収入になります。