派遣先社員と同じ仕事内容で、なおかつ給与の支払い方法が「派遣先均等・均衡方式」を採用している場合は、同じ給料が支払われますが、この支払い方法を採用している派遣会社はまずないこと、本当に派遣先社員と全く同じ仕事内容というのがまずあり得ないので、派遣先社員と同じ給料をもらっている派遣社員というのは皆無に近いのではないですかね。
同一労働というのは、仕事内容だけでなく、責任の程度や配置転換の有無まで同じことを指します。 もし、これらに異なる点があれば、それに応じた待遇格差も認められます。 また、企業が行う同一労働同一賃金への対処については、2つの方法があります。 1つは、派遣先の社員と比較して待遇格差を調整する方法。 もう1つは、派遣元と労働者の代表が協定を結んで、その協定内容の待遇とする方法。 派遣の場合、確か9割以上が後者の方法を選択しているため 派遣先社員と同一賃金になっていることは稀だと思います。
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