残業命令で残業代が出るが残業を断り続けると解雇は正当になり、サービス残業を断り続け解雇されると不当解雇になるということで…

Question

残業命令で残業代が出るが残業を断り続けると解雇は正当になり、サービス残業を断り続け解雇されると不当解雇になるということでしょうか？

Answer 1

36協定が締結してる場合は断り続けると解雇は出来ます。正当な解雇を出来る代わりに残業または休日出勤させた場合、残業の場合1.25倍、休日出勤の場合1.35倍の給与を支払わないと違法となります。

サービス残業についてはそもそも違法となるためサービス残業を理由に解雇は不当解雇となります。

この法律の元となったのは戦後労働力が足りに時期に作られた法律であり残業しないと社会が回らないと言うことで一定の残業時間の拘束は認める。その代わり労働者に対しては残業代を払いなさいとなりました。残業代の基準は欧米を参考に当初1.35倍とすると言う案がでましたが、1.35倍では経営に支障が出ると言う経営者側の反発もあり1.25倍で国と経営者側との間で決められた経緯があります。

Answer 2

労働基準法の下で36協定が結んであればその範囲で時間外労働を命じることができると言うだけです。
断って解雇になるなど聞いたことはありません。サービス残業など不当労働行為で法令違反です。
それを断ったから解雇など不当です。