解決済み
いつもお世話になっております。 今年の春に転職し建設業界に初めて関わる事になったのですが、 前任者がほぼ引継ぎなく退職し現在ひとり経理をしています。決算を迎え税理士からの依頼に四苦八苦しながら対応しているのですが、 未成工事支出金についてわからない事があり質問させて頂きます。 前任者からの引継ぎで未成工事支出金は 月末時点で支払済みの外注費等で未成のものがあった場合、 未成工事支出金として計上する。 と引き継がれたのでこれまで 例えば6月末時点であれば6月末までに支払った外注費等の中で、 未成の工事にかかわるものがあれば計上。 としていたのですが、 税理士から昨年度より決算で計上する未成工事支出金が少なすぎるけど、 何か抜けていませんか? との問い合わせがありました。 6月末決算なので6月末までに支払い済みの外注費等で、 未成のものについては未成工事支出金。 6月末までにかかった外注費等で未払いのものは 工事未払金として計上しようとしていたのですが、 この認識は間違いでしょうか? もしかすると工事未払金としているものの中でも、 未成のものは未成工事支出金とするのか? と疑問がわいたのですが税理士はお盆休みなもので… どなたか建設業に詳しい方教えてください。 よろしくお願いいたします。
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6月末決算であれば、 工事未払金としているものの中でも、未成のものは未成工事支出金にします。 6月末までに外注費として計上したもののうち、未完成の工事に係るものは全て未成工事支出金です。
未成工事支出金とは、決算日時点における未成工事(次年度へ繰越となった工事)の工事原価のことです。従って、決算作業で未成工事支出金を計上する際、工事台帳から未成工事の分だけ決算日時点での工事原価を抽出および集計する作業が必要です。 他の方々がお答えの通り、支払い済みか未払いかは未成工事支出金と関係ありません。 決算月に完成した工事だと工事原価に工事未払金が含まれることはざらです。 一方、未成工事で工期が何か月とか何年とかにわたるものは、その工事原価に支払済のものと工事未払金が混在していることがほとんどです。 なお、未成工事支出金という勘定科目は貸借対照表における資産にあたりますが、会計システムの一部には未成工事支出金のほか損益計算書に「期首未成工事支出金」「期末未成工事支出金」という費用科目を設定するものがあります。 蛇足ながら、質問者さんのお勤め先が経営事項審査を受けている場合、決算書の貸借対照表や損益計算書などについて勘定科目などを経営事項審査仕様に組み替える作業をすることがあるかもしれません。もしそうなら、工事台帳に費用項目として記載されている区分けと、経営事項審査で提出する完成工事原価報告書における勘定科目との対応について確認しておいたほうがいいと思います。
>6月末までにかかった外注費等で未払いのものは工事未払金として計上しようとしていたのですが、 この場合は、未払金と未成工事支出金の両方に加算します。 また、未成工事支出金って、外注費だけではなく、材料費も労務費、その他の工事経費も、未完成の工事にかかるものは、該当しますよ。
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