ベジタリアンの分類 ヴィーガン (Vegan) 純粋菜食者 完全菜食主義者 乳製品、蜂蜜等も含む動物性の食品を一切摂らず、革製品等食用以外の動物の利用も避ける人々。ヴィーガンは、20世紀半ばになってVeg (etari) anを短縮してつくられた造語である。 ダイエタリー・ヴィーガン (Dietary Vegan) ヴィーガンと同様に、植物性食品の食事をするが、食用以外の動物の利用を必ずしも避けようとしない。日本語の菜食主義者のイメージは、むしろダイエタリー・ヴィーガンに近いと思われる。 ピュア・ベジタリアン(Pure-Vegetarian) 西洋では主にヴィーガンと同義で使われるが、インド社会においては後述するラクト・ベジタリアンかつラクト・オボ・ベジタリアンでない(乳製品は摂るが卵を食べない)人々を言う。 オリエンタル・ベジタリアン (Oriental Vegetarian) 仏教系の菜食主義者 菜食主義であるが、五葷(ごくん。にんにく、にら、らっきょう、ねぎあるいはたまねぎ、あるいは浅葱)を摂らない。食用以外の動物の利用を必ずしも避けようとしない。 ラクト・ベジタリアン (Lacto-vegetarian) 乳菜食者 牛乳やバター、アイスクリーム等の乳製品も食べる人々。チーズは乳製品であるが、牛を屠畜して胃を取り出して消化液を集めたレンネット(凝乳酵素)を使用して作成されたものは食べない。 オボ・ベジタリアン (Ovo-vegetarian) 卵菜食者 卵も食べる人々。鳥や魚、甲殻類等種類を問わない。卵は無精卵に限り摂る人もいる。 ラクト・オボ・ベジタリアン (Lacto-ovo-vegetarian) 乳卵菜食 乳製品と卵も食べる人々。 またベジタリアンの要素は満たしているものの、国際ベジタリアン連合が紛らわしい用語としているものにフルータリアンがある。 フルータリアン (Fruitarian) 果食主義者、果物常食者 ビーガン (VEGAN) との違いは、植物を殺さない食品のみを食べること。(リンゴの実を収穫してもリンゴの木は死なないが、ニンジンは死んでしまう。)収穫しても植物自体を殺さないという考えに基づいて食物を食べる人々。果物、トマト、ナッツ類等、木に実り植物自体の生命に関わらない部分を食べる。より厳格に熟して落ちた実しか食べない人々も居る。 つまりベジタリアン≧ヴィーガンです
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