社会福祉士とはいったいどんな仕事をするのか、精神保健福祉士はどんなことをするのか、また違いを教えて欲しいです！泣

Question

社会福祉士とはいったいどんな仕事をするのか、精神保健福祉士はどんなことをするのか、また違いを教えて欲しいです！泣

Answer 1

私は、社会福祉士と精神保健福祉士の量資格を保有しています。

概要は以下の通りです。

社会福祉士と精神保健福祉士は、ともにソーシャルワーカー（相談員）の国家資格となります。保健や福祉の専門知識と技能で、身体や精神上の問題などで日常生活を送るのに支障がある人たちの相談に乗ったり、助言、支援を行うのが仕事です。

社会福祉士と精神保健福祉士の最大の違いは、社会福祉士が高齢者や障害者、子ども、低所得者など幅広い福祉の対象を支援しているのに対し、精神保健福祉士は特に精神障害者を対象に支援を行っていることです。

社会福祉士の活躍の場は、社会福祉施設、社会福祉協議会、児童相談所、保健所など多岐にわたっています。精神保健福祉士は、精神障害者のケアのスペシャリストとして、精神病院や総合病院の精神科などの医療現場が活躍するケースが多いようです。

参考までに国家試験の受験科目は以下の通りです。

（社会福祉士、精神保健福祉士 共通科目）
［1］ 人体の構造と機能及び疾病
［2］ 心理学理論と心理的支援
［3］ 社会理論と社会システム
［4］ 現代社会と福祉
［5］ 地域福祉の理論と方法
［6］ 福祉行財政と福祉計画
［7］ 社会保障
［8］ 障害者に対する支援と障害者自立支援制度
［9］ 低所得者に対する支援と生活保護制度
［10］ 保健医療サービス
［11］ 権利擁護と成年後見制度

（社会福祉士 専門科目）
［12］ 社会調査の基礎
［13］ 相談援助の基盤と専門職
［14］ 相談援助の理論と方法
［15］ 福祉サービスの組織と経営
［16］ 高齢者に対する支援と介護保険制度
［17］ 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
［18］ 就労支援サービス、更生保護制度

（精神保健福祉士 専門科目）
19 精神疾患とその治療
20 精神保健の課題と支援
21 精神保健福祉相談援助の基盤
22 精神保健福祉の理論と相談援助の展開
23 精神保健福祉に関する制度とサービス
24 精神障害者の生活支援システム

Answer 2

☆社会福祉士というのは、

（例）
「私（48歳女性）の実母（69歳）が、脳梗塞で倒れ、右手と右足が動かなくなり、介護が必要となりました。
私の実父は、4年前に、胃がんで亡くなったので、
介護する人が必要なら、一人娘である私が、今の仕事を辞めて、介護することになります。

ですが、今は、高校2年生の長女と、中学3年生の長男の学費や、
住宅ローンの返済で、お金がたくさんかかるので、
主人の給料だけでは足りない、と思います。

できれば、今の仕事を、このまま続けたいのですが・・・」

・・・といった、福祉や介護に関する相談をきいて、
どうすれば良いか、アドバイス・助言をする、というお仕事です。

☆精神保健福祉士というのは、

（例）
「私（50歳女性）の長女（24歳）が、うつ病と診断されました。

かなりの重症で、
仕事を辞め、治療に専念していたのですが、

今は治療のかいあって、だいぶ良くなってきたこともあり、
娘が「また何か仕事をしたいわ」と言っております。

どんな仕事なら良いでしょうか？」

・・・といった、福祉や精神保健に関する相談をきいて、
どうすれば良いか、アドバイス・助言をする、というお仕事です。

Answer 3

★社会福祉士・・・・老人の施設、デイサービス、障害者、障害児の施設、デイサービス。 行政（市役所の福祉課、生活保護課）、総合病院、就労移行支援、就労継続A型、B型 など

本人、家族、関係機関と相談し、今後の方向性を示し実現させます

★精神保健福祉士・・・精神科病院 ：医師の指示のもとに、退院後のこと、年金のこと、住居のこと、経済面のこと 就労移行支援、就労継続A型、B型 など

＊各病院に業務内容のアンケート調査をした方がいて、事務当直（とまり）、夜間の救急対応、夜間お亡くなりになったときの家族対応、夜間のパトロール、夜間冬場の灯油場の施錠

など、多岐にわたります。

また、１年～３年は介護業務（現場）にはいらないと、相談にならない場合がきわめて多いですね。