資格の取得と合格の違いがよく分からないのですが、銀行、証券会社の「証券外務員」資格のような取らなければならないものが取得…

Question

資格の取得と合格の違いがよく分からないのですが、銀行、証券会社の「証券外務員」資格のような取らなければならないものが取得、「ワープロ検定」のような実力を示すものが合格という認識で合っているでしょうか？

Answer 1

正直、それぞれの資格や免許、あるいは試験により異なるとしか言えないとは思いますが。。

英検や「ワープロ検定」のような、資格や免許の取得と直結しない「検定試験」は、その試験の合格日しかありません。
これに合格したことを持って例えば「英検1級を"持っている"」等という人が多数いますが、これの検定試験はあなたが言う通り「実力を示すもの」なので、その検定試験に合格したことでそれが直接資格となるわけではありませんから、英検を取得した等と言うことは適切とは言えません。

自動車運転免許や保育士資格等は、それを得るために必要な試験に合格した後に、申請を行うことで免許されそれを示す免許証が交付されたり、登録を行うことでその資格が有効となります。つまり、試験の合格日と、免許や資格の免許日や登録日が存在することになります。
日本証券業協会が主催する外務員資格（俗に言う「証券外務員」）は、外務員資格試験に合格することでその本人は外務員登録を行うことのできる資格を得ます。その後、所属する証券会社を通して外務員登録することで外務員としての業務が可能となります。就職活動の履歴書等で自身が外務員資格を得ていることを示すのであれば外務員資格試験の合格日を記載すれば良いでしょうし、すでに外務員として登録していてその事実を示すのであれば外務員としての登録日で良いでしょう。

Answer 2

多くの国家資格の場合、試験合格の後に手続きを経て免状や免許証の交付、または国への登録をもって資格を得たということになります。中には公害防止管理者のように試験の合格証書で資格となるものもあります。
検定の場合は、試験合格後に可能となる行為や業務が特にありませんので、試験合格でいいわけです。