固定残業代は本当にブラックですか？ うちの子どもは一人暮らししながらシステムエンジニアとして働いています。 勤務…

Question

固定残業代は本当にブラックですか？
うちの子どもは一人暮らししながらシステムエンジニアとして働いています。

勤務先の求人を見ると、「固定残業代」「年俸制」と書いてあります。新卒で入社してからもう何年も経ちます。休日は趣味や友人との遊びを楽しんでいるようで、経済的にも困ってる様子はなく親としては「ホワイトで良かった」と安心しています。
しかし最近ここの知恵袋を覗いたら、「固定残業代はブラック」「年俸制はブラック」という意見が多くて驚きました。

もしかしたら、うちの子の勤務先も本当はブラックなのに、親に心配かけないように「残業はほとんどないよ」「給料は足りてるよ」と言ってるのではないか？と気になりました。

自分の子どもといっても年齢的には大人ですから、親の私が「どうなの？」「大丈夫なの？」としつこく質問するつもりはありません。

ですが、親としては、とても気になります。固定残業代の会社は、本当にブラックなのでしょうか？

Answer 1

固定残業だからブラックとかホワイトとかは一概に言えません
システムエンジニアの場合、仕事先から直帰する場合があり
残業後会社に戻りタイムカードを刻印したり
管理する上司が同行する場合を除き
労働時間が正確に把握できませんから
（遠方に場合、会社に戻る迄の時間も残業になりますし
業務終了後会社に戻る時間も拘束される
事になるので両者の利益にならない）
その為、みなし残業の形をとって
業務の種類により残業時間を設定し
これを基に固定残業代を支払う事もあります
例えば退勤時間の30分前に1時間程度の業務を行なう為に取引先に向かい
終了後そのまま帰宅する。この様な場合は、
正確に所定労働時間と所定外労働時間を正確に分ける事は困難ですね
この様な場合、予め1時間の残業を設定しておき
その分の残業代を支払っておくのが固定残業代です
1時間と設定された業務が2か所あれば、
当然に超過した残業になりますし
累計して月の設定した残業時間を超える形になれば
当然、超過分の残業代は支払われます（支払わなければ違法です）
ブラックと言われる所以は
一定の時間の業務として設定されているので
何らかの都合により設定時間をオーバーする事になっても
設定時間の範囲でしか残業と扱われない事ですね
ですが、逆を言えば設定時間よりも早く終わったり
残業が無い場合でも、
固定残業代の場合、残業があっとして残業代が支給されます
この様なかたちですから、所定時間外まで必要な業務の量によります
「年俸制はブラック」は、完全月給制でも同じ報酬になりますが
年俸制の場合、賞与がありません
賞与の様な形で支給している場合でも、
基本的に賃金で賞与にはなりません
その為、源泉徴収される額が完全月給制よりも多く感じ
手取り額が低いと感じる場合があります
（完全月給制の場合、賞与は賞与で別に源泉徴収されます）
ですが、完全月給制の場合、
年収から賞与部分を除いた賃金を12等分して月給となるのに対して
年俸制の場合は、年収を12等分して月給となるので
労災や失業、出産や育休、病気になったときの手当が厚くなります
年俸制だからと言ってブラックだとは言えません

Answer 2

多くはブラックですね。たまにまともなとこもあります

Answer 3

まずはブラック企業とはどんなものなのか調べてみてください。

最近、自分に都合悪いとブラックだ！と騒ぐ人いますが、大きな間違いです。

それが一番貴方が安心すると思いますよ。

Answer 4

会社によります。
当社の場合、営業職は25時間の固定残業代が支給されますが、だいたいの残業時間は10時間前後です。もし、25時間を超えた場合は、残業代が追加支給されます。つまり、労働者が損することはないです。
ただし、世の中には固定残業代の時間を超えて働かせて、超過分の残業代を支払わない会社もあります。もちろん、違法です。

なお、年俸制とは年を単位として賃金が支払われる制度ですが、労働基準法第24条の定めにより、年俸制の場合でも月に1回は賃金を支払う義務があります。よって、年俸は12分割以上になるので、月給制と実質的には同じことです。(年俸制の場合でも、残業代は支払う義務があります)