造園業界を志望している就活生です。

造園従事者です。施工地域範囲内での話しですが。 勢力図と言われると難しい話になりますが、売上高で言えば、西武、東急、日比谷系列等、公共工事、マンション等大口の緑地管理案件の元請け、コンサルティング会社が、造園会社単独で受注、自社施工、工事、又は協力造園会社に下請け発注していた案件に入り込み勢力を伸ばしてきているのかと思います。自治体地元の造園会社が指定管理を取れないこともあります。以前は地元の有力工務店等が造園工事案件の元請けになることもありましたが、最近は造園（緑地管理）コンサルティング会社が多くなりました。通例、越境して元請けとなると、地元（市案件なら当該市内）の造園会社を下請けにしますが、そうならないケースも出てきました（多少の軋轢、支障はあります）。 もちろん自治体内有力造園会社、中小造園会社が元請けとして頑張っているところもあります。傾向としてコンサルティング会社が大規模マンション建設ラッシュの恩恵を受けて（ゼネコン、管理組合とのコネクションがある）、公共案件にも絡んできた感じがします。 個人邸の仕事が少なくなりつつある現状で、公共、マンション、企業や事業所、商業地等の緑地管理を基盤として受けている会社は安定している印象です。 私の勤めている造園会社は仕事の半分以上を某企業から受注していましたが、そちらの業績の悪化に伴い、大手コンサルティング会社からの下請けを増やしています。作業者も信頼される仕事、社会性を求められ努力が必要で、それがスキルの向上にも繋がっています。コンサルティング会社の元請け担当の方は数十件の案件を抱え、現場を監督しつつ、管理、事務処理、営業までこなしているので大変そうです（出張、転勤もあるそう）。 質問者様がこの業界でどの様な会社、職種を望んでいるか分かりませんが、就職希望の会社、希望地の情報は良くお調べになると良いかと思います。