慶応が就職に強いという風潮は、何を根拠に言われているのでしょうか？

慶応大学の公式HPから、2016年の就職率は、就職者÷(卒業者-進学者)=82%くらいでした。 また、就職先の規模別割合のデータによると、全就職者のうち、従業員1000人以上に就職したのは62%、従業員5000人以上か東証一部上場に就職したのは、約40%です。 全体では、それぞれ0.82×0.62≒0.5で50%、0.82×0.4=0.33で33%です。 つまり、進学者を除いても、2割は就職せず、3割は中小企業、2割が大企業、3割が巨大企業といった感じです。 ・就職に強い理系も含んでいる ・巨大企業には一般職も含んでいる ・巨大企業には、ワタミやイオンなど、飲食や小売も含んでいる ・就職の悪い進学者を除いている などの点を考慮すると、文系全体だともっと悪くなるでしょう。 少なくとも慶応の5割は、就職しないか、中小企業なので、ネット上でよく就職がいいと言われているのにはとても違和感があります。