両者ともすごーく似ていますが、厳密にいうと 細かいところで大分違います。 船会社や船舶代理店の集荷営業は船に載せるコンテナを コンテナ単位で営業をするのが主流となります。 如何に効率よく、客先からコンテナを集荷できるかが 腕の見せ所になります。例えば、本数が多くても重い貨物 ばかりだと、本来船が2,500本のコンテナを積めたとしても 重量制限で2,300本しか積めなくなりました・・・となると、 200本のロスになります。営業としては如何に軽い貨物を 沢山集めるか・・・が仕事となります。 (だから、メタルスクラップとか嫌がるんですよ) フォワーダー(乙仲)の営業はご存知の通り、LCLの営業を します。でも、LCLだけでなく、コンテナの営業もします。 言い方を悪くすれば、「輸送の何でも屋」ですね。 仮に船会社の営業で日本郵船だとします。 日本郵船の船が横浜を毎週火曜日に出るとします。でも、 お客さんは火曜日の船では遅すぎるので、月曜日の 船でないと困るんです・・・と言われても日本郵船の営業マンは 自分の船が火曜日にしか出ないので、「諦めてください」とか、 場合によっては「火曜日の船にしてくれたら1万円引きますよ?」 とかいう話をするしかありません。 でも、フォワーダーは自由に船会社を選ぶことが出来るので、 日本郵船の船が火曜日だけど、川崎汽船の船が月曜日・・・で あれば、川崎汽船から見積もりを取り、お客さんに 提案すればいいだけです。 例えば違えど、トヨタ自動車のディラーでニッサンの車を 売らないのと同じようなものですね。 さて、次に大きな違いは船会社の営業は基本、 「port to port」の営業となります。要するに、港から港までの 輸送ですね。 でも、仮に貴方がお客さんだとして、アメリカから荷物を 輸入した際に横浜市〇〇区〇〇番地に住んでいるのに、 横浜港に貨物を降ろされ「はい、後はご自由に」・・・と 言われても通関は出来ないし、自分の住所まで持ってきて 貰わないと、取りに行けないし・・・で困りますよね? そこで、乙仲の出番です。乙仲の多くは単に船や航空機での 輸送だけでなく、通関や配送も行っているので、貴方は 鼻でもほじって、「荷物、まだかいな~」と待っていれば、 乙仲が勝手にやってくれるんです。 (実際はLOIなど書類にサインが必要だったり、開封検査に なって立ち合いが必要になったりすることもありますが) 船会社も最近は経営難から、本来は乙仲の領域で あったDoor配達をする船会社が増えてきていますが、 それもお得意さんが主で、一見さんや中小企業にはサービスを 提供しない・・・など、まだまだ殿様商売なところがあります。 あ、後、LCLって馬鹿にする人もいますが、実は上手くやると 儲かるんですよ~。仮に船会社から大阪--上海の20FTを1万円で 仕入れるとしますね?内容はざっくりで30m3は詰めますので、 仮に1m3のお客さんを30人見つけたとします。 1m3当たり、2,000円で上海まで持っていきますよ・・・と 言って売れば、これも単純計算ですが、6万円の儲けです! なんと、5万円も儲かっちゃいました~!・・・となるわけです。 これが仮に郵便局に1m3の荷物をEMSで送りたいっす・・・と 言っても、まず大きすぎて受け付けてくれませんが、仮に 受け付けてくれたら、数万円とか簡単に行くでしょう。 なので、これが1m3 1,000円でも2,000円でも売れれば、 儲かって笑いがとまりませんなぁ~・・・・となります。 因みに、自分は某会社で仕入関係の仕事をしていますが、 日本の主流港から上海まで20ftで最安値2,500円ですよ。 コンテナ丸々一本。 (実際は他に色々な諸費用が掛かるので少し違うし、 その船会社はサービス最悪だから安いってのも ありますけどね) さてさて、話が長く、くどくなりましたが、 船会社とはコンテナを集荷する単純営業。でも上手く立ち回れば 年間数億や数十億稼ぎます。 乙仲は様々な輸送をプロデュースして難しい営業を しますが、設けは競争が激しく、数千円や数万円の利益を 出すのに必死・・・と言うのが現状です。 (船会社は船を持たなければ営業できないですよね? でも、フォワーダーは船を持たなくても知識さえあれば、 誰だって営業が出来ます。自分でさえ、やろうと思えば 会社を今からでも起こしてやれちゃいます)
有難うございます。 すごく、勉強になりました。
非常に穏やかな面接で、学生の話にも耳を傾けてくださるような面接官の方々でした。着飾らず、ありのままの自分をお伝えするのがいいと思います。キャッチボールを重視する...
業界研究は十分にできていたものの、会社の事業に関してもう少し調べたほうがよかったと思った鋭い質問もあったので、受けられる方は抜かりなくやられることをお勧めいたし...
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